シルフ(Sylph)
生命力: |
200〜300 |
武器: |
攻撃手段は持っていない |
攻撃力: |
0 |
防具: |
通常の武器で風を切れるだろうか? |
防御力: |
全方向120000以上。魔力の込められた武器以外はその身体をすり抜けてしまう。 |
移動力: |
170〜200 |
属性: |
風 |
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魔術: |
風系魔術全てを知り尽くしている。 |
魔術攻撃力: |
600000。但し、これが発揮されることはない。 |
魔術効果: |
暗黒以外では効果は望めないだろう。 |
知力: |
人間よりも高い知力を持ち、風や空気に関しては特に深い知識を持つ。 |
出現数: |
大抵10以上。 |
出現場所: |
原生林が多い(新鮮な空気が食料である)。 |
行動: |
人間を見かけると歌を歌いながら辺りを取り囲んで踊る。その歌を聞いているだけで心身が大幅に癒されるだろう。 |
所持財宝: |
心地良い微風をくれるだろう。 |
召喚魔術の 通称: |
ウィンド・ロンド |
召喚魔術の 効果: |
回復。欠損など余程の重傷でなければ、外傷はほぼ完全に治癒する。 |
解説: |
風の精霊シルフは魔物と呼ぶにはおよそ似つかわしくない、掌に乗るくらいの大きさの美しい姿態を持つ。その性格も非常に穏やかで、人間は勿論他の生物を傷つけるようなことは決してしない。シルフと戦うことはあまりにも無意味だ。その細い身体は通常の武器を素通りしてしまうし、全く無抵抗の好意的な精霊を傷つけるようでは、人間としての品位を疑われても仕方ない愚かしい行為ではないか。剣士とは剣を振る時と場合を弁えて初めてそう称されるべきなのである。 |
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アーシル(Earshil)
生命力: |
3160〜3250 |
武器: |
胴体中央部にある巨大な口には牙があるが、攻撃にはあまり向かない。 |
攻撃力: |
300〜400 |
防具: |
弾力のある肉体は何の防御手段にもならない。 |
防御力: |
数値として現すほどではない。 |
移動力: |
30〜35 |
属性: |
無 |
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魔術: |
魔術は使えない。 |
魔術攻撃力: |
0 |
魔術効果: |
魔術に対する耐性は非常に高い。逆に放射された魔術を吸収、増幅して反撃して来る。 |
知力: |
獲物を待ち伏せして捕らえることくらいは知っているようだ。 |
出現数: |
ほぼ単独。 |
出現場所: |
洞窟深部で湿気と小動物の多い場所。 |
行動: |
獲物が来ると壁や床などにぺったりと張り付き、気付かずに近付くと口を開けて飲み込む。自分から攻撃を仕掛けることはない。 |
所持財宝: |
財宝に値するようなものは持っていない。 |
召喚魔術の 通称: |
マジック・アンプ |
召喚魔術の 効果: |
防禦、攻撃。放射された魔術や現象(雷など)を吸収、増幅して放射した対象に向けて反撃する。発生型魔術(爆発など効果発動までに現象を伴わない魔術)以外は全て有効である。 |
解説: |
亀の甲羅に触手が生え、表面に人間の顔を嵌め込んだような不思議な魔物である。一説によると、亀の死骸に死者の霊魂が宿ったものだと言われているが真偽のほどは定かではない。殆ど動くことはなく、多少腕に自信があれば拳の一撃で倒せるような魔物だが、魔術だけは厳禁である。暗闇で人面が浮かび上がったことに驚いて魔術を使用すると(大抵火や雷を放ってしまうようだ)、それを吸収、増幅した上で跳ね返され、思わぬ大ダメージを被ることが多いという。 |
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IG-100SP
生命力: |
12000 |
武器: |
熱に反応して追尾する小型ミサイルを発射する。 |
攻撃力: |
5700 |
防具: |
全身が未知の金属で覆われている。 |
防御力: |
8670。接合部分は3100まで低下する。 |
移動力: |
60 |
属性: |
無 |
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魔術: |
なし。 |
魔術攻撃力: |
0 |
魔術効果: |
少なくとも毒など、生命体に影響を与える魔術は無効果だろう。 |
知力: |
予め設定された行動を忠実に実行する。 |
出現数: |
20以上の大群で現れる。 |
出現場所: |
古代遺跡。特に重要施設と思われる場所の周辺地域。 |
行動: |
暗闇や物陰に潜み、敵と認識した対象目掛けてミサイルを発射して来る。そのミサイルは小型であるが破壊力は大きい。入り組んだ地形などでは四方からミサイルの雨が降り注ぐ可能性もある。 |
所持財宝: |
不明 |
召喚魔術の 通称: |
不明 |
召喚魔術の 効果: |
不明 |
解説: |
古代人が創り出した侵入者迎撃用の小型兵器で、蜘蛛を象っている。搭載したミサイルは人間の身体くらいは簡単に吹き飛ばせる破壊力を持ち、8本足から生み出される機動力はかなり高い。その体を覆う金属は現在ではその製造方法が伝わっておらず、高値で売れるかもしれない。しかし、並の魔物より物理、魔術ダメージに対しての耐性は高い。 |
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IG-101DG
生命力: |
27600 |
武器: |
分厚い鉄をも切り裂く鋭い牙と爪を持つ |
攻撃力: |
7000 |
防具: |
未知の金属で出来ている。 |
防御力: |
9300。接合部は7200。 |
移動力: |
90 |
属性: |
無 |
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魔術: |
なし。 |
魔術攻撃力: |
0 |
魔術効果: |
強力な魔術は有効のようだが、生命体に影響を与えるような魔術は効かないだろう。 |
知力: |
予め設定された行動様式にあくまでも忠実のようだ。 |
出現数: |
少なくとも20以上。 |
出現場所: |
IG-100SPとほぼ同じだが、もう少し奥に進んだ場所を主に警護しているらしい。 |
行動: |
敵と認識した対象に対して牙と爪を振りかざして襲い掛かって来る。その攻撃は自分か敵かどちらかが死ぬまで行われるため、非常にしつこい。 |
所持財宝: |
不明 |
召喚魔術の 通称: |
不明 |
召喚魔術の 効果: |
不明 |
解説: |
IG-100SPと同様の目的で犬を象って創り出された兵器だが、その攻撃力はもはや迎撃というより抹殺を目的としているとしか思えない節がある。IG-100SPより大型になり、遠距離攻撃の手段は持たないが、その牙と爪の前には革の鎧などないに等しく、鉄の鎧でも簡単に切り裂かれてしまうだろう。また、生命ではなく行動様式と命令にのみ絶対に忠実な為、姿形が犬に似ていようと、餌で気を逸らしたりしようなどと試みるのは全く無意味である。 |
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IG-200HM
生命力: |
41700 |
武器: |
手に持った機関銃、若しくは直接掴み掛かる。 |
攻撃力: |
機関銃では10000。直接攻撃の場合は3600。 |
防具: |
全身が未知の金属で作られている。 |
防御力: |
8000。接合部は5400。 |
移動力: |
70 |
属性: |
無 |
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魔術: |
なし |
魔術攻撃力: |
0 |
魔術効果: |
詳細は不明だが、強力なものを使わないと致命的ダメージを与えられない。毒は無意味であるのは言うまでもない。 |
知力: |
予め設定された行動様式を忠実に実行する。 |
出現数: |
数十以上の大群で現れることが多い。 |
出現場所: |
古代遺跡、特に重要施設と思われる建造物内部。 |
行動: |
敵と認識した対象目掛けて、手にした機関銃を一斉射撃して蜂の巣にしようとする。一旦認識した対象は記憶するらしく、何処まででもしつこく追い駆けてその息の根を止めようとする。直接攻撃は機関銃の弾切れなど特別な場合のみ繰り出される。 |
所持財宝: |
機関銃を持っているが、弾丸数に制限がある。 |
召喚魔術の 通称: |
不明 |
召喚魔術の 効果: |
不明 |
解説: |
IGの型番を持つものは、不法侵入者迎撃(或いは抹殺)用に創られたものであると推測されるが、人間の骨格を象ったこの兵器は遠距離、近距離両方に対して高い攻撃力を持ち、さらに機動力も高い。人間の骸骨の魔物としては他にアンデッドの一種であるスケルトンがあるが、こちらの方が攻撃、防禦共に遥かに優れている。生命体でないというのが姿形と並んで数少ない共通項といえよう。 |
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MGK-1100DRG
生命力: |
389000 |
武器: |
口にびっしり並ぶ刃物のような牙、火炎放射、横腹から発射されるミサイル、中央部から発射される光子砲。 |
攻撃力: |
250000以上。 |
防具: |
全身が未知の金属で構成されていて、その厚みは相当のものらしい。 |
防御力: |
170000。接合部でも150000。 |
移動力: |
5。巨体と重量故にかなり鈍いようだ。 |
属性: |
無 |
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魔術: |
幸い魔術は使わない。 |
魔術攻撃力: |
0 |
魔術効果: |
余程強力な魔術でないとかすり傷一つ付けられないようだ。 |
知力: |
命令に対してのみ非常に忠実である。 |
出現数: |
必ず単独。 |
出現場所: |
古代遺跡、特に重要施設と思われる場所の最重要地点前に立ちはだかる。 |
行動: |
地響きと共に現れ、敵と認識した対象に容赦ない攻撃を浴びせる。その行動には一切の迷いはなく、敵を抹殺するか命令があるまで攻撃を続ける。 |
所持財宝: |
不明 |
召喚魔術の 通称: |
不明 |
召喚魔術の 効果: |
不明 |
解説: |
この兵器を目にするにはIGの型番を持つ兵器の猛攻撃を潜り抜けねばならないだろう。しかし、その力を以ってすれば、と希望的観測を持つのは早計である。ドラゴンを象ったこの巨大兵器の前にはIGの型番を持つ迎撃兵器など象に対峙しようとする蟻に等しい。白銀に輝くその身体は重量故に動きこそ鈍いが、攻撃、防禦はそれを補って余りある。警報と地響きが聞こえたら、すぐさま踵を返すのが賢明であろう。遺産が常に利を成すとは限らないのである。 |
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