Moonlight PAC edition 第31号 2004.12.18発行
編集、発行:Moonlight PAC版編集委員会
本号のトピックス
★携帯用ページ運用開始/独自の連載小説や待ち受け画像が見られます
★グループ合同企画進行中/二次創作部門第2SSグループが参加を表明
★作品投稿について/PAC運営委員会
★携帯用ページ運用開始/独自の連載小説や待ち受け画像が見られます
 本紙や「ニュース速報」でも何度かお伝えしてきましたが、2004年12月1日より携帯用ページの運用を開始しました。URLは以下のとおりです。

http://www.msstudio.org/pac/keitai/

 携帯電話主要3社(ドコモ、au、ボーダフォン)の最大多数の機種で共通の表示となるように、Web技術チームが調査・情報収集・ソース作成に尽力しました。携帯電話の待ち受け画像にご利用いただける写真(こちらの管轄は美術部門第1写真グループです)の他、実施前のアンケートでご要望が多く寄せられた新規連載小説の掲載も実現しました。新規連載小説の題名は「僕と猫」。管轄は創作文芸部門第3創作グループですので、何処にでもありそうな日常を舞台にした作品です。どのような内容かは上記URLから「ミニ図書館」→「連載小説(中篇)」の順に選択してご覧ください。現在Chapter2まで公開されています。
 この他、本紙の携帯用ページ出張版とも言うべき「ミニ広報紙」、芸術創造センターの更新情報やシャットダウン日程をお伝えする「PC版PAC更新情報」、各種携帯用ページへのリンクを集約した「ミニリンク集」など、バラエティに富んだ構成になっています。まだの方は是非一度アクセスしてみてください。尚、携帯用ページはPCからでもご覧いただけますが、表示画面は非常にシンプルなものになりますので、ご了承願います。(井上晶子)
※文中の商標は該当各社の登録商標です。
★グループ合同企画進行中/二次創作部門第2SSグループが参加を表明
 ある題名をキーワードにして、参加グループの世界観・登場人物などで作品を制作・公開するPAC初のグループ合同企画。第1回目となる今回は現在までに創作文芸部門第3創作グループ創作文芸部門第4創作グループ二次創作部門第1SSグループの3グループが作品を公開していますが、先日二次創作部門第2SSグループが参加を表明しました。
 二次創作部門第2SSグループは、様々なカップリングが存在する「カードキャプターさくら」を題材にした二次創作作品を取り扱うグループ。原作の世界観やキャラクターを生かした作品が期待されます。
 尚、創作文芸部門第1創作グループも参加を表明しましたが、こちらは携帯用ページで先行公開に踏み切りました。「携帯用ページの運用開始に花を添える目的も兼ねて。」(担当のフィリアさん)とのことですが、後日このページでもご覧いただけるそうです。待ちきれない方は携帯用ページのアクセスも兼ねて覗いて見てください。携帯用ページから「ミニ図書館」→「PC版PAC連動企画作品」でご覧いただけます。その他、創作文芸部門第1創作グループは携帯用ページのために独自に企画した「アレン君の風邪」というギャグ作品も公開を開始しています。こちらは「ミニ図書館」→「PC版PAC番外企画作品」でご覧いただけます。本編を一度ご覧の上でご覧戴くことをお勧めします。(安藤祐司)
作品投稿について/PAC運営委員会
 投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。

 「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。

 「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(PAC運営委員会)
編集後記
・定率減税の廃止が狙われている。定率減税はバルブ崩壊後の不況時に、主に中堅所得者層を対象に実施され始めた制度であるが、「景気は回復傾向にある」という政府与党や政府税制調査会などの判断で廃止が実現に向かって動いている状況である。しかし、これらは所詮財界言いなり、御用学者の集団による机上の空論に過ぎない。
・「景気は回復している」。確かにトヨタ自動車が1兆円の利益を上げるなど大企業の業績は大幅に回復している。しかし、労働者の9割、企業数の7割を占める中小企業の業績は回復どころか、大企業の単価切り下げ圧力などの下請けいじめ、海外からの野放しな輸入に押されるなどして悪化の傾向にあり、GDP(国民総生産)の6割を占める家計消費は落ち込み続け、労働者所得も減少の一途を辿っている。ここで定率減税を廃止すれば約7兆円もの負担増になり、特に定率減税の対象である中堅所得者層に大打撃を与えるのは必至である。
・現在が、大企業の利益拡大が中小企業の業績回復や労働者の所得向上に結びつかない時代であることは、各種経済調査が証明している。リストラと言う名の首切りや過密労働、ただ働き、非正規雇用への置き換えと使い捨てなど、大企業の利益拡大の裏には大多数の中小企業や労働者の多大な犠牲が存在する。今こそ労働者は団結し、雇用の拡大と賃金の底上げなど企業の社会的責任を果たさせるべく声を上げ、活動すべきではないだろうか。(M)

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