Moonlight 第20号 2002.12.23発行
編集、発行:Moonlight編集委員会
Moonstone Studio初の批判決議採択
公表が遅れた感は否めません
[大量更新の後ですから、意外に目立つかも]
Moonstone:何とか「秋は夕暮れ」のまま年越しせずに済みました。まあ、今度は新年のご挨拶が控えてるので安心してられないんですけどね(苦笑)。
渡辺潤子:で、体調の方は如何なんですか?Moonstone Studioの主幹なんですから、読者の皆様に経過を報告しておかないといけませんよ。
Moonstone:はい。現在のところ目立った進展や後退はありません。現状維持という状態ですね。ただ、以前より疲れ易くなった傾向があるので、週末の休養は重要です。本来なら自由に動ける週末にこそ、この紙面を書いたりといった雑用をこなすべきなんですけど・・・。
渡辺文彦:疲れ易い、というのは持病の症状の一つなんだろ?
Moonstone:はい。神経系疾患なんですが肉体的異常になって表れるものなんです。
渡辺文彦:持病の症状なんだから仕方ない。それより一刻も早い完全回復を目指して治療に励んだ方がずっと良い。
アレン:そうですよ。無理せず治療を続けてください。貴方が居なくなったらこのページの時間は止まってしまうんですから。企業の来ない工業団地みたいな塩漬けは御免ですよ(笑)。
フィリア:相変わらず頼りない代表者ねぇ。まあ、その分運営委員会がしっかりしてるから良いけどね。「親はなくとも子は育つ」っていうのは本当ね。今回、とうとうMoonstone Studioとして公式の批判決議を採択したんでしょ?その件について解説しなさいよ。
Moonstone:はいはい。えっとですね、クリスマスが近付くと毎年必ず喧伝される「恋人作り」の押し付け論や恋人が居ない人間に対する差別意識を助長するマスコミに対して、Moonstone Studio中央運営委員会とPAC運営委員会、そして私の連名で批判決議を採択しました。決議そのものは先日公開しましたが、その全文を改めて以下に掲載します。

「クリスマスイブを題材にしたマスコミの画一的人間関係の押し付けを批判する決議」

毎年11月下旬からマスコミによって喧伝される「恋人必要論」は12月24日が迫るにつれて勢いを増し、その日に恋人が居ない人間を哀れみと侮蔑の感情を以って様々な形式で揶揄し、本来個人の自由意志によるべき生活を画一的に論じようとするものであり、これは内心の自由を定めた日本国憲法に抵触する重大な人権侵害であることは明白である。

マスコミの「恋人必要論」は、その日に乗じて売上を伸ばしたい高級レストランやホテル、またはアパレル業界などの思惑によって喧伝されているものであり、それがマスコミ本来の商業主義によって助長されていると言える。12月24日に個人が何処でどのように誰と過ごすかは、先にも挙げたとおり日本国憲法で定められた内心の自由に委ねられるべきものであり、画一的人間関係を事実上強要し、恋人の居ない人間を哀れみ、侮蔑するようなマスコミの言動は、公共電波を使用したものであれ、出版の自由を元にしたものであれ、極めて悪質であると言わざるを得ない。

Moonstone Studio並びに芸術創造センターは、個人の自主性と個性を重んじ、それを芸術や広報、声明などの形式で公表している組織として、このような画一的思想の押し付けに断固反対し、喧伝を振りまくマスコミを厳しく批判するものである。

上、決議する。
芸術創造センター運営委員会
Moonstone Studio中央運営委員会
Moonstone Studio/芸術創造センター主幹 Moonstone

渡辺潤子:確かにクリスマスまで一月ってくらいになると、マスコミがイブの夜はどうとか恋人を作れとか喧しくなるわよね。それに対して公式に批判決議を上げたのはMoonstone Studioとしては初めてだし、大きな第一歩じゃないかしら。
渡辺文彦:しかし、ちょっと遅かった感は否めないな。本誌掲載の翌日には問題のクリスマスイブだ。前号の段階で大手ページに対する批判決議が問題になったが、それと平行して決議を上げるべきだったんじゃないか?
フィリア:そうよ。折角批判決議を採択して堂々と公開するんだから、もっと早くから議題に載せるべきだったわよね。まあ、過ぎたことをどうこう言ったって始まらないか。前号の時は大手ページに対する批判決議問題で大揺れだったし。
Moonstone:遅かったという指摘は甘んじて受けなければなりません。私もMoonstone Studioと芸術創造センターの主幹として、この問題をいち早くキャッチして議題に載せるべきだったと痛感しています。
アレン:でも、前回は取り下げになった公開決議が今回は採択されて、堂々と公開されたわけですから、その点は今後の活動に繋がる大きな一歩として評価して良いんじゃないかな。
渡辺文彦:それは言えるな。これからも時流の問題点を素早くキャッチして、批判すべきところは堂々と批判する、という精神を堅持していってもらいたいところだ。
フィリア:他に審議中の決議案とかはないの?あったらこの場で紹介しておいたらどう?この紙面の読者がしっかり読んでるかどうかは分かんないけどさ。
Moonstone:本号発行の時点では、イラク攻撃反対並びにアメリカの先制攻撃戦略批判決議案、マスコミ商品不買運動呼びかけ決議案が審議中です。これらは今年中に結論が出されると思います。
渡辺潤子:「時代や流行に流されず、常に個性と独自性を追求する」。Moonstone Studioのこの基本理念に従って、譬え時代遅れとか罵られても批判すべきところはきっちり批判していく姿勢は大切ですね。
Moonstone:はい。私も次号発行の際には審議中の決議案に対する結果が発表されることを期待しています。
相互リンクを募集しております
随時受付、対応迅速。是非お願いします。

 このコーナーの担当は私、渡辺潤子です。
 Moonstone Studioでは相互リンクを歓迎します。申し出には基本的に遅くとも2、3日後には対応致します。但し、シャットダウンやその他やむを得ない事情を除きます。
 また、興味深いwebページに関する情報をお寄せ下さい。以下の宛先までお願いします。

msstudio@sun-inet.or.jp

 内容に関しては小説、MIDI、CGや創作、二次創作を問いません。但し、アダルトサイトやマナー違反のページについてはリンクを辞退させて頂きますのでご了承願います。
 このページはトップページ及び芸術創造センターのトップページに限りリンクフリーですが、ご一報くだされば幸いです。ご一報はメールもしくはメールフォーム(芸術創造センターに設置)でよろしくお願いいたします。

仮想世界画廊の設置状況
設置作業は未だ停滞中です
 このコーナーの担当は私、渡辺文彦です。
 Moonstone Studioのトップページを飾っている画像を一堂に集めた「仮想世界画廊」の設置作業は前号発行以来一向に進んでいません。これは主に芸術創造センターの活動活発化によるWebチームの多忙が原因です。
 どうも2002年中に設置出来そうにない気配が濃厚ですが、Moonstone Studioに足を運んでくださっている方々だけの特権としての「仮想世界画廊」の一刻も早い設置が待たれるところです。年末年始を利用して一気に制作、公開というパターンを個人的に期待しています。
 ところで、「仮想世界画廊」の画像作成に使用しているフリーソフト「Terragen」なんですが、これを非常に巧みに使用して、仮想世界どころか現実世界と見間違うような画像を作成されているページと、芸術創造センターが最近相互リンク関係を締結しました。そのページは月深館という名称です。メインページのレイアウトもすっきり纏められていて、非常に豊かなセンスを感じさせるページです。皆さんも是非一度足を運んでみてください。そこでの「Terragen」作品とこちらの作品を比較するのはご容赦願います。比較対照になりません(苦笑)。

公開決議案の審議状況
現在2件が審議中です
 このコーナーの担当は私、渡辺文彦です。
 今回臨時に設けられましたが、今後も続くかもしれません。
 さて、左でも触れられていますが、現在Moonstone Studio中央運営委員会、、芸術創造センター運営委員会、そしてMoonstone氏の間で公開決議案が審議されています。決議案の正式名称を以下に示します。

  • イラク攻撃反対並びにアメリカの先制攻撃戦略批判決議
  • マスコミ商品の不買運動呼びかけ決議

     一つ目は事態が切迫しているだけに、出来るだけ早急な審議が臨まれるところです。二つ目は一件切迫感はありませんが、とてもジャーナリズムの本道を歩んでいるとは言えないマスコミの喧伝に多数の市民が迷わされ、そのマスコミが性懲りもなく活動している現状を踏まえると、暢気に構えていられない内容であると思われます。
     本紙公開で以って初公開、という形式にこだわらず、今回の決議のようにニュース速報や臨時リンクなどを生かして積極的にアピールすることが必要であり、それがMoonstone Studioの基本理念に沿ったものであると考えます。公開決議に対する皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。また、ご提案も受け付けますが、本ページの主旨、志向に沿わないご提案は却下させていただきますので予めご了承願います。

  • 冬はつとめて〜ある談話室にて〜

    このコーナーの担当はアレンフィリアです。

    アレン:今回は祭の後の宴、って感じだね。芸術創造センターで文芸関係6グループが久々に足並みを揃えた後だから。
    フィリア:やっぱり前にMoonlight PAC Editionでも発表された、年度末までに40万HIT達成という目標に向かって真剣なんでしょうね。あるPAC運営委員の話じゃ、40万HIT目標達成は決して楽観し出来ない情勢だ、っていうことだし。
    アレン:うーん・・・。HIT数ばかりは箒(ほうき)でかき集めるってわけにはいかないから、質、量共に充実させるしかないね。芸術創造センターの制作陣も大変だなぁ。目標達成出来たら拍手ものだよ。月1万HIT以上のペースで上げていかないといけないんだから。
    フィリア:結果はどうなったとしても、それに向けて取り組んだってことは制作陣の大きな糧になるわよね。それより、前号であたしが弱腰だって批判したのが効いたのか、公開決議を上げるなんて割とやる時はやるものね。今回はちょっと遅かったけど。
    アレン:それだけ我慢ならなかったってことなんじゃないかな。クリスマスが近付くとマスコミがやれイブをどう過ごすか、やれ恋人を作ろうとか喧伝するから、マスコミに対して批判的スタンスを取っているMoonstoneさんや運営委員会の面々も放置出来なかったんだと思うよ。
    フィリア:やっぱりこういう時にガツンと一撃加えるスタンスは堅持していって欲しいわね。前回の大手ページ批判決議だって、名指しじゃなければ採択出来たかもしれないと思うと、勿体無いことしたと思うわね。
    アレン:まあ、また問題が起これば必然的に俎上に乗るんじゃないかな。監視体制は継続している、って潤子さんも言ってたし。潤子さんは芸術創造センターのAccess Streetの担当も兼ねてるからね。
    フィリア:現在審議中の決議案は片や国際問題、片やマスコミ批判の究極とも言える形。あたしとしてはどちらも採択されるべきだと思うけど、文面には注意して欲しいわね。
    アレン:それは勿論だね。公明党=創価学会みたいに事実捻じ曲げやでっち上げを使うようじゃ決議を上げる資格なんてないし、批判するにしても単に「お前は悪い」って言ってるだけじゃ説得力がないから。
    フィリア:今回採択した公開決議を足場にして、マスコミみたいにタブーなしで、批判すべきは批判するっていう精神を大事にしていって欲しいわね。その点ではあの半病人主幹にもしっかりしてもらわないと。
    編集後記
    渡辺潤子:ホームページは個人でも可能な情報や意見の発信源。その意義と重みを十分踏まえた上での公開決議が今後も採択されることを期待しています。
    渡辺文彦:前回の臨時合同委員会では取り下げになった、大手ページに対する批判決議案も浮上してくるかもしれない。その時どうなるか見ものだな。
    アレン:マスコミに対して批判的スタンスのこのページで、マスコミ批判を掲げた公開決議が採択された意義は大きいと思います。
    フィリア:今回みたいな公開決議はどんどん採択していって欲しいわね。情報発信源としてだけじゃなく、意見発表の場として積極的に活用すべきよ。

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