【単独制作作品No.68 Do you love me?−Side A-1−】

Written by Moonstone

何時からだろう 君が輝いて見えるようになったのは
毎日決まった時間にバス停の列に並んでいる君
艶のある長い髪 飾り気のない白い肌
特別珍しくもない筈の特徴が 君を際立たせて見える

Do you love me?

何時からだろう 君にこう尋ねたくなったのは
こう言うより先に 言うべき言葉があることは分かってる
だけど それを口にするのが怖い
その先に控えているかもしれない結末が怖いから

言わずとも気持ちが知れるなら 恐れることはないだろう
言わずとも気持ちが伝わるなら 悩むことはないだろう
今が一番良いのかもしれない だけどそれ以上が欲しい
僕の心は 矛盾の迷路に嵌まり込んでいる

Do you love me?
君に口にしたいこの言葉を ひたすら心の中で繰り返す
Do you love me?
君が僕に言ってくれるのを望むのは 虫が良いよね
Do you love me?
分かってるけど 勇気がない僕は 心の中で繰り返す

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