【単独制作作品No.67 地上の星】

Written by Moonstone

人が眠りにつく頃に ふと空を見る
闇のキャンバスに広がるは 星の世界
色とりどりの小さな煌きは 遥かなる来訪者
数多の時を重ねて届いた 静かな伝言

星にも一生がある
光から生まれ 闇に消える
そしてまた新たな星が生まれる
譬え時間の尺度は違えども
命が巡り巡る様は 人と同じ
かく言う私も その一人

この日 私は生を受けた 人とものと触れ合い
時に笑い 時に涙し 今に至る

何万何億という星の命に比べれば
地上の星の命はあまりに短い
しかし 短い中でも 命は輝く
この世でたった一つの星として

ちっぽけと言われても構わない
過去を顧み 今と向き合い 未来を思い
私は 輝く これからも
この世でたった一つの星として

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