【単独制作作品No.60 ある穏やかな春の日に】

Written by Moonstone

碧溢れる季節 碧と蒼の協奏曲が今日も響く
天を仰ぎながら大きく息を吸い込むと
身体の隅々まで自然の協奏曲が行き届く
心に溜まったモヤモヤを消し去っていく

全ての準備は整った 今日は私の一大事
あの人はどんな顔をするだろう
驚くだろうか 泣くだろうか
笑ってくれると 良いけれど

暖かい陽射しが私の背中を押してくれる
まだ僅かに躊躇いが残る私の背中を
怖いのは事実 でも怖れてばかりじゃ進めない
進めるために自ら一歩を踏み出す

あの人はあそこで待っているだろう
私とあの人が出逢ったあの場所で
私の一大事も 私の一歩も
そこだからこそ 相応しい

今から行きます 貴方の元へ

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