【単独制作作品No.58 蒼に舞うもの】 Written by Moonstone
蒼の世界に桃色の欠片が舞う ひらひらと さらさらと 薫る風に乗り優雅に踊る 始まりを彩るその花弁は 最後まで美しくて 儚くて 見上げる瞳に涙が浮かぶ 言葉の代わりに口が綻ぶ 終わりは全てに訪れる 何かが齎す絶対的平等 形あるものは壊れる 形なきものは消える 人が桜を愛でるのは 人が桜で和むのは 何れ訪れる自らの終わりを 美しい終わりを望む故だろう 今年も鮮やかに咲いた桜 一年後 また逢おう |
![]() |
ご意見、ご感想はこちらまでお寄せください。 Please mail to msstudio@sun-inet.or.jp. |
若しくは感想用掲示板STARDANCEへお願いします。 or write in BBS STARDANCE. |
![]() |
第4創作グループへ戻る -Back to Novels Group 4- |
![]() |
PAC Entrance Hallへ戻る -Back to PAC Entrance Hall- |