【単独制作作品No.38 恋文の返信】

Written by Moonstone

戸棚を整理していたら出てきた
少し色褪せた淡い色の封筒
その中に入っているものは
昔愛した女性からの返信

内容は期待したものじゃなかったけれど
恋文を出したことに後悔はしていない
自分の気持ちを出すことが出来たから
返事がもらえただけでも良かったから

あれからもう何年経っただろう
彼女はどうしているだろう
彼女と共に過ごした時に思いを馳せながら
静かに彼女の幸せを祈る

今でも私の心に残るのは
純粋に人を愛したという貴重な思い出
思い出と共にその封筒を戸棚に仕舞う
過去の愛は何時でもほろ苦い

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