【単独制作作品No.36 大切なもの】

Written by Moonstone

気付いた時には遅かった
大切なものだということに気付かなかった
空気のように水のように
あって当たり前のものとした思っていなかった

どうして気付かなかったんだろう
あれほど大切なものだったのに
あれほどなくてはならないものだったのに
その大切さに気付かなかったんだろう

全てが当たり前と思うようになった時が
全ての終わりの時だったのかもしれない
全てを失う時を告げる狼煙だったのかもしれない
大切なものを失うことを決定付けた時だったのかもしれない

今更後悔してももう遅い
破滅の時はもうそこまで来ている
累々と横たわる死体の山と充満する血の臭い
それが絵空事でなくなる時は・・・すぐそこだ

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