【単独制作作品No.34 月】

Written by Moonstone

月の光が優しく微笑む 淡い光が私の心を包み込む
こうして月を見詰めていると 身体まで溶け込んでしまいそう
揺り篭に揺られる赤子のように ふわりとした気分になってくる
それでいてどこか何となく 妖しい世界に誘い込まれそう

不思議な光 白色の光
人を虜にする この力は何だろう?

月を見ていると何時も不思議に思う 優しさと妖しさが同居する光の持ち主
古来より神秘と呪術の対象とされてきた存在は 太陽の光を反射する天空の鏡
淡く切なげな光を浴びていると 心が身体から離れ宇宙に飛び出しそう
人が人でなくなる物語の数々は 月のそんな魔力を伝えているのかも

神秘と妖艶を併せ持つ 夜の女王
それが 月

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