本号のトピックス
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★二次創作部門第3SSグループが今年2回目のページ横断企画に参加/協賛リンク多数
★二次創作部門第2SSグループがご来場者10万を突破/活動再開が焦眉の課題
★短期連載企画「考察・ページ表示の軽重/ブロードバンド普及の現在ネット事情から」第7回(最終回)
★作品投稿について/PAC運営委員会
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★二次創作部門第3SSグループが今年2回目のページ横断企画に参加/協賛リンク多数
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2007年5月4日から「名探偵コナン」ジャンルにおけるページ横断企画を開催するとの告示があり、芸術創造センターからは直ちに協賛リンクをTOPページ最上段に設置すると共に、二次創作部門第3SSグループが作品を出展しました。今回の企画は主人公のコナン=工藤新一とヒロインの毛利蘭が小学1年生の時の物語がTV放映されたことで、「ちび愛」が再び高まった主催者様の熱意により企画・遂行されました。ページ横断企画の名称が「Chibi-Festa」であること、協賛リンク数が69(2007年5月19日現在。主催者様2名分は除く)に達していることが「ちび愛」を端的に証明しています。
告示・企画開始から相当日数が経過し、本号発行が作品受付終了(2007年5月21日)と重なってしまいましたが、愛と熱意溢れる作品の数々は2007年5月28日20:00までご覧いただけます。「Chibi-Festa」は365日の日記形式となっており、TOPページ最上段のリンクから「main hall」→ページ上段の「ちびの1年365日を覗き隊!」をクリックの順で出展作品の一覧がカレンダー形式でご覧いただけます。二次創作部門第3SSグループが出展した作品は2007年6月29日と2007年7月15日です。
次回のページ横断企画開催は10月が予想されますが、それまでに原作やTV放映によって今回のように急遽企画が告示される可能性があります。芸術創造センターは出来る限り参加する方針です。尚、今回の「Chibi-Festa」出展作品は本日2007年5月21日付より二次創作部門第3SSグループからも直接ご覧いただけます。(二次創作部門第3SSグループ/芸術創造センター運営委員会)
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★二次創作部門第2SSグループがご来場者10万を突破/活動再開が焦眉の課題
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二次創作部門第2SSグループが2007年5月初頭にご来場者数10万を突破しました。10万突破は二次創作部門では2番目、全グループ・コンテンツでは5番目です。二次創作部門第2SSグループは「カードキャプターさくら(以下「CCさくら」)」を題材にした二次創作小説を制作・公開するグループとして2000年4月24日に設置しました。登場人物の1人大道寺知世を壊したギャグ作品「Bug Buster知世」、寺田と利佳の恋模様を描いた「譬え背丈は違えども」の2連載作品と、原作の1シーンから派生させた読み切りギャグ短編集「CCさくら ショートコント」の3作品を公開し、設置から約7年を経て今回の大台突破となりました。ご来場くださる皆様に厚く御礼申し上げます。
しかしながら、今回の二次創作部門第2SSグループの10万突破は手放しで喜べません。直近の新作公開は2005年11月まで遡り、以後はHTMLのタグをFirefoxで「Standard Compliant(標準準拠)」となるよう整備した新装版の公開でお茶を濁しているのは深刻な事態です。アクセス解析でも他の文芸関係グループと同等のご来場をいただきながら活動休止に陥ったままであることは、大変申し訳なく思います。
現在「Bug Buster知世」の新作を制作中で、出来るだけ早期の公開を目指しております。道半ばどころかまだ序の口ですが、今後ともご来場・ご愛読くださいますようよろしくお願いいたします。(二次創作部門第2SSグループ/芸術創造センター運営委員会)
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★短期連載企画「考察・ページ表示の軽重/ブロードバンド普及の現在ネット事情から」第7回(最終回)
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これまでに1つのWebページをブラウザで表示するまでの通信過程(プロトコル)や、何気なしに使用しているイメージファイルが実は見た目小さいサイズでもかなりの負荷になること、クライアント側に見やすく使いやすくするためにイメージやFlashを導入した筈が、逆にクライアント側に表示までのストレスを齎す恐れがあることをお話しました。最終回の今回はWeb技術で近年脚光を浴びているAjaxについても言及します。(主幹Moonstone/Web技術チーム)
イメージファイルやFlashはサイズは小さいサイズでも簡単に数十kB単位の容量を占めますが、テキストなら相当文字数でも大丈夫かと言えばそうでもありません。テキストファイルの一種であるHTMLファイルだけなら大きなものでも30kB程度ですが、JavaScriptを応用したAjax(Asynchronous Javascript And XML:あえて和訳するなら「非同期のJavaScriptとXML」)を使用したWebページでは通常のHTMLと勝手が異なります。通常のHTMLファイルは1度クライアント側で読み込めば内容が変化しないのに対し、Ajaxを用いたWebページではクライアントの操作−マウスカーソルをリンクに当てた若しくはリンクから外すなど所定の操作が行われるたびにWebブラウザがサーバに通信を要求し、その都度Webページの内容を変化させます。
JavaScriptは登場した90年代後半に隆盛しましたが、セキュリティの問題(代表的なものはリンク先のURLとWebブラウザのステータス表示が異なること)やWebブラウザ間の相違などの問題で日陰の時代に入り、近年検索大手のGoogle社が手がけるGoogle Mapなどで再び日の目を見る機会が訪れました。AjaxはJavaScriptにあるマウスオーバーやマウスクリックの関数(イメージにマウスカーソルを載せるとイメージが変化するものが代表例)を用い、Webブラウザ間の相違を解消するライブラリを使用することと併せたWeb技術です。ところが、Asynchronousの名や前掲のとおり非同期に通信を行います。つまり、常時接続が前提条件とされます。
AjaxもFlash同様、個別のコンテンツに直接リンクされ難くなることや、MicrosoftなどからGUI(Graphical User Interface:マウスやイメージで視覚的に分かりやすくしたPCとの対話形式)のAjax開発ツールが発表されていることから、企業のWebページを中心に今後使用範囲が拡大していくと思われます。しかし、Ajaxも基本はJavaScriptであり、事前若しくは逐次サーバとの通信を行い、Webブラウザで表示処理を行う必要があること、イメージを伴えばこれまでの解説どおり通信容量を増大させるものになります。
クライアント側の通信速度は、ブロードバンド環境の急速な普及により確かに総じて向上してはいます。しかし、それに依存してイメージやFlashの濫用、常時接続を前提とするAjaxの導入には、Webページ製作者は慎重になる必要があるのではないでしょうか。前述の内容と重複しますが、幾ら見た目を美麗にしようとも、表示に時間がかかって何処に何があるか分からないのではクライアント側にとってそのWebページは意味を成すものではありませんし、閲覧されて・使用されてこそのWebページであることを忘れてはならないでしょう。デザインとコンテンツ製作者の分業が進む現状を見直す契機にすべきかもしれません。(おわり)
※次回連載は「ブログの功罪(仮題)」を予定しています。※
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★作品投稿について/PAC運営委員会
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投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。
「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。
「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(芸術創造センター運営委員会)
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編集後記
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●「憲法改正」の唱和がかまびすしい。自民公明与党は民主党との裏取引により、改憲手続法を2007年度通常国会で成立させた。民主党は裁決で反対したが、前述のとおり自民公明与党と裏取引して採決の日程を決定して成立に手を貸した。もとより民主党は改憲手続法に賛成の立場だ。裏取引せずに堂々と賛成すればよいものを表舞台だけ反対ポーズをとったのは、今年7月の参議院選挙で「自民か民主か」の対決構図を演出しやすくするためだ。民主党の卑しさが今回も垣間見えた。
●憲法改正の手続きを決めることに何の問題があるか、との異論があろう。憲法遵守義務(99条)がある国会議員や内閣が憲法改正を唱える時点で問題であるし、改憲手続法には最低投票率の規定がない。有権者の1割2割で改定案が可決させてどうして「国民の総意」と言えようか。更に数百万人の教職員や公務員に運動禁止の縛り手を設け(労働三権が有名無実化している、若しくは存在しない実態を知っているのか?!)、宣伝も資金が潤沢な「改憲派」に有利な仕組みが整備されている。自民公明与党にせよ民主党にせよ財界大企業にせよ、憲法改正=憲法9条改訂であり、戦争出来る国づくりを憲法の段階から整備するのが目的であることは今更言うまでもなかろう。「知らなかった」というのは、少なくともインターネット利用者に限定すれば無知怠慢とのそしりを免れない。
●私は憲法改正=憲法9条改訂に条件付で賛成する。その条件とは『憲法改正=憲法9条改訂を叫ぶ者がいざ「有事」となれば、彼らがこよなく愛する「日の丸」を掲げて「君が代」を唱和しながら、鉄砲を担いで我先にと戦争の最前線に躍り出る』ことだ。この条件を改憲派が受け入れる筈がない。何故なら先の大戦においても「大東亜共栄圏構築」「鬼畜米英打倒」を叫んだ現在の改憲派の先輩達は、長野の山奥に穴を掘らせて自分達だけ逃げ込み、自分達だけ安全なところで実態を無視したスローガンを、これまた先の大戦の共犯者である現在の新聞やラジオを介して叫び続ける腹積もりだったのだから。(M)
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