本号のトピックス
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★ページ横断企画は無事終了/次回参加企画は未定
★Web拍手の自サーバへの移転を当面延期/スケジュールの遅れが原因
★短期連載企画「考察・ページ表示の軽重/ブロードバンド普及の現在ネット事情から」第6回
★作品投稿について/PAC運営委員会
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★ページ横断企画は無事終了/次回参加企画は未定
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前号(第56号)で開催・参加を告知した「名探偵コナン」のページ横断企画「光哀の日」(今年度の正式名称は「光哀企画2007*君という光*」)は、2006年4月30日をもって無事終了しました。芸術創造センターからは二次創作部門第3SSグループが読み切り作品「Nursing(not 'nothing') you」を出展し、多数のご閲覧をいただきました。ご来場・ご閲覧いただいた皆様に深く御礼申し上げます。
「名探偵コナン」ジャンルでは年間通じてページ横断企画が開催されており、芸術創造センターは二次創作部門第3SSグループが中心となって作品を出展してご来場者様のページ相互訪問を活性化させたい所存です。次回開催企画や参加企画は本号発行時点では未確認・未定ですが、作品を出展するには至らなくとも協賛リンクを設置しますので、本紙やニュース速報を逐次ご覧ください。(二次創作部門第3SSグループ/芸術創造センター運営委員会)
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★Web拍手の自サーバへの移転を当面延期/スケジュールの遅れが原因
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これまで本紙で自サーバへの移転に関する記事を掲載してきたWeb拍手ですが、Web技術チームの活動スケジュールが大幅に遅れており、2006年4月末移転を更に延期することになりました。期限を設けてもスケジュールの都合がつかないことには間に合わないのは明らかなため、期限を設定せず「移転は行うが時期は不確定、つまり当面延期」とすることにしました。
現在までWeb拍手が設置されているサーバは安定稼動を続けている模様で、管理が行き届いているためか、自サーバへの移転に緊急を要する事態にはなっていません。ですが、広告なしで安定稼動を行える自サーバへの移転は必要だとの認識は変わりません。Web拍手でメッセージをいただければ「拍手お返事」にてお返事いたしますので、どうぞお気軽にクリックしてください。Web拍手が寄せられるだけでも日々の更新の励みになっていることを申し添えます。(Web技術チーム)
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★短期連載企画「考察・ページ表示の軽重/ブロードバンド普及の現在ネット事情から」第6回
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ブラウザとサーバの通信。1つのWebページを構成する複数のファイル。そしてレンダリングと順番に解説を進めてきたことで、ブロードバンド環境を当然としてWebページを作成するとクライアント(閲覧者)側で大きな格差を生じる可能性があることは、ご理解いただけたかと思います。今回は最近のWebぺーじでよく見られるFlashにも言及します。(主幹Moonstone/Web技術チーム)
HTMLファイルは、タグも含めてWindows付属の「メモ帳」でも読み書き出来るテキストファイルです。そのため、ブラウザはレンダリングの際にタグで指示された書式で記載された文章をそのまま表示するだけで済みます。一方、jpegなどのイメージファイルは「メモ帳」で開くと記号の羅列になるバイナリファイルです。ブラウザはレンダリングの際にイメージファイルのヘッダからファイルの種類やサイズを調べて、バイナリファイルを写真なりCGなり、制作者の意図に則したものに変換する必要がありますからその分時間がかかります。イメージファイルは総じてファイル容量が大きくなりやすいですから、むやみにイメージファイルをTOPページに配置することは、クライアントにとってWebページの全容を把握出来ずに待たされる分ストレスになります。各項目へのリンクがイメージだと、何時まで経っても何処に何があるか分からないといった最悪の事態を招く恐れさえあります。
ブロードバンド環境の普及に伴い、最近は企業のWebページだけでなく個人のWebページでもFlashがTOPページに多用されるようになっています。Flashを使用すると各項目への直リンクをかなり回避出来るので、流用を避けたい企業では重宝されると思われます。しかし、FlashはActionScriptという専用言語で様々な効果を加えながら順次表示していくイメージファイルの塊です。PCの高解像度化で320×240若しくは640×480がFlashの標準サイズとなっていますが、1つで優に数十kBを占めるイメージファイルが連続すれば、読み込むだけで膨大な容量になるのは容易に想像出来るでしょう。
イメージにせよFlashにせよ、制作側は高機能なPCと使いやすいソフトウェアで容易に制作出来ても、クライアント側でそれが閲覧出来なければ意味がありません。待てども待てども何処に何があるかさえ把握出来なければクライアントはあっさり見限り、他のページを探します。視覚効果を高めるためにイメージやFlashを乱用することは、Webページの存在意義を薄めてしまうことにもなりかねいないことを知るべきではないでしょうか。(続く)
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★作品投稿について/PAC運営委員会
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投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。
「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。
「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(芸術創造センター運営委員会)
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編集後記
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●インターネットラジオ番組を配信する音泉(http://www.onsen.ag/)の中に、「うたわれるものらじお」という番組がある。本号発行時点で43回を数えるこの番組を聴くきっかけは、エルルゥ役の柚木涼香さんがハクオロ役の小山力也さんに熱烈アタックを続ける様子が面白い、という評判を聞いたことだ。番組そのものは勿論面白いが、この番組から「まさか」の事態が起こった。
●「真・うたわれるものののテーマ」なるこの曲は、元々「うたわれるものらじお」第10回にゲストとして出演した小山剛志さんが番組中で披露したもので、アフレコ現場で小山剛志さんが歌っていた鼻歌だった。それがファンのCD化期待の声も受けて、ついにシングルCDとして発売されるに至った。「嘘から出た真」とはこのことだろう。小山剛志さん本人がブログで曰く「とてつもなくバカバカしい」曲だが、とてつもないバカバカしさを見事に体現している様は、素直に凄いと言える。
●ご本人も少なくとも「うたわれるものらじお」出演時ではCD化はギャグで言ったことと思うが、現実のものとするまでの過程で様々な困難があったことが小山剛志さんのブログから垣間見える。困難を乗り越えて夢を現実のものとしたひたむきさや粘り強さは、大いに見習いたい。(M)
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