2019年6月27日更新 Updated on June 27th,2019
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2019/6/27
[信号]
 一般道で渋滞が頻発する個所は大体決まっていて、車で走ってみると何となく理由が分かります。交通量の多い道路の交差点、右折信号がないか短い、歩行者信号で渡る歩行者や自転車が多い、といったところ。1番目はやむなし。2番目は何とかしてほしい。3番目は歩車分離信号にしてほしい、と思っています。
 歩車分離だと待ち時間は長くなりますが、左折時に待つ時間が無くなって(左折専用レーンは少ない)、結局全体的にスムーズに流れます。交差点で歩行者が巻き込まれる事故も後を絶ちませんし、大きな交差点や学校に近い交差点で歩車分離が導入されると、悲惨な事故が少しは減らせるのでは?
 「奥の谷」そのものは目的じゃなくて、状況確認のためのカモフラージュ。とはいえ、獣道を多少整備して手すりを付けた山道を登って、山奥で静かに潤沢な水を落とし続ける滝を見るのは、シャルの希望でもある。車のままだったらこんな地形のところは流石に難しい。

「絶景ですね。」
「うん。」

 息が上がってうまく言葉が出ないけど、木とロープで作られた柵の向こうに見える滝は、思ったより大きくて、轟音と共に僕とシャルのところまで水飛沫を届かせる勢いで水を落とし続けている。柵から右手の方に、崖に適当な間隔で段差を付けただけのような階段が下に伸びている。どうやら滝壺のところまで降りられるようだ。

「足元に気を付けて…。」
「はい。急ぐ必要は全然ないですよ。」

 シャルの手を引いて階段を下りる。実際に降りてみると、想像以上に足場は悪い。雨は降ってないのに階段は水に浸ったように濡れている。滝の水飛沫のせいだろう。手摺もないから、完全に自分のバランス感覚と慎重さが頼り。後ろにはシャルも居るから、尚更気を付けないと。
謎町紀行 第967回
written by Moonstone
 何処にカメラがあったのか、僕には全く分からなかった。単なる寄せ集めの組織や体制じゃない。本格的に独立を考えている気がする。兎も角、最初の目的地に設定した「奥の谷」という場所へ向かう。県道をさらに南に走って、途中で車線のない村道に入り、山奥へ進んでいくと、こじんまりした駐車場がある。此処にシャル本体を止めてそこからは徒歩だ。
2019/6/26
[ワイヤレス充電]
 東大などの研究グループがワイヤレス充電の開発を進めているそうです。バッテリーの消耗が激しいスマートフォンの充電も良いですが、ワイヤレス充電が普及して欲しいのはEV(電気自動車)の方です。普通充電はまだしも、急速充電のケーブルはかなり重く、リーフなどバッテリーの大容量化に対応しきれなくなりつつあります。
 EVで一番気を使うのはバッテリーの残量で、EVの増加に伴って高速道路などでは充電の待ち時間も長くなるでしょう。バッテリーの大容量化はリチウムベースでは限界があるので、走行中に充電できればケーブルの重さや待ち時間の削減になると期待しています。気になるのは電磁波ですが。
 少しカーブが多い片側1車線を南に走ると、G県からA県に入る。同時にエハラ市からハネ村に入る。県境が自治体の境界でもある場所に限られる瞬間だ。程なく警備員が赤く点滅する警棒を掲げて左右に振っている。縦型の信号も赤になっている。停車しろという合図だろう。僕は停止線の少し前で停車して運転席の窓を開ける。検問のゲートはかなり本格的だ。

「検問です。ご用件は?」
「歴史研究でこの村に来ました。」
「分かりました。こちらは宿泊施設と飲食店の案内です。どうぞ。」
「ありがとうございます。」

 警備員が合図すると信号機が緑になってゲートが開く。シャル本体をゆっくり加速してゲートを潜る。もっと高圧的かと思ったけど、大学や企業の守衛所を通過する時とあまり変わらない印象だ。シャルに関心を示してあれこれ聞くかと思ったけど、そんなこともなかった。

「ゲート前でしっかり正面からの写真を撮ってました。」
「何時の間に?」
「信号機に仕掛けられたCCDカメラです。」
「かなり巧妙だね…。」

謎町紀行 第966回
written by Moonstone
 翌日、朝食を済ませた僕とシャルはハネ村に向かう。県道413号線を走る車は少ない。検問が設けられていると分かっていて踏み込む人はそれほど多くないだろう。やましいところがあるかどうかじゃなくて、痛くもない腹を探られるのが嫌なだけだ。そういう輩も自分の利権に関わる質問や追及には気色ばむ。同じことだというのに。
2019/6/25
[書籍整理を考える]
 このところ本業に浸された生活で、書店でコミックや雑誌を買うのが数少ない楽しみになっています。書籍の問題点はかさばりやすいこと。元々書籍の比率が多い自宅が書籍で溢れかえっています。業者に清掃してもらったのがもはや跡形もない荒れっぷりです(掃除が苦手で嫌いなのもありますが)。
 一度思い切った選別、特に捨てることに重点を置いた整理が必要だと感じていますが、何しろ面倒くさがり+掃除が苦手で嫌い+心身の疲弊が強くて休日は気ままに過ごしたい=死ぬわけでもないので現状維持で良いや、となっています。本業もですが、自宅にも秘書が欲しい…。
 あらゆる組織は絶対的な弱点を抱えている。それは、枝葉か根か幹かは様々だけど、時間の経過につれて腐っていくということ。全員が必ずしも同じ価値観と目的で居続けることは出来ないし、価値観や目的がバラバラで組織を維持し続けることは出来ない。そこからの瓦解を防ぐために教育なり研修なり粛清なりがある。
 だけど、そうしていても、目的の達成のために結成された組織が、何時の間にか組織を維持することが目的になってしまうことは珍しくない。旧ソ連などの共産党が続々と瓦解したのは、共産党という組織の維持が目的になって、国民の生活向上や幹部や組織への不満を粛清で抑圧してきた歪が限界に達したからだ。日本の共産党が国会など多くの議会で無力に等しいのも、民主集中制と称した幹部の事実上の寡占運営と、それに対する内外の批判を黙殺する体質が、政策より知られているからだ。
 皮肉なことに、組織の中に居るとそれに染まってしまうか、生活と天秤にかけて見て見ぬふりをするかが殆どになる。内部告発が会社なり団体なり、された側から目の敵にされるのはそれも大きい。組織は多かれ少なかれ、独裁或いは寡占による組織の維持が目的になりやすい問題を抱えている。それはハネ村でも例外じゃないと考えている。
 検問には違法行為は見当たらない。これまで人数と財力に物を言わせた圧力に抗し続けて、今、真の自治を獲得したように見えるハネ村を内部から突き崩すことに抵抗がないわけじゃない。だけど、今のところそうすることでしか、オウカ神社に安置されたヒヒイロカネを回収する道は出来そうにない…。
謎町紀行 第965回
written by Moonstone
「教育や指導もなしにいきなり野に放てば獣になるのは必然です。ハネ村はそうなってホーデン社やトヨトミ市、そしてA県県警に足元を掬われることを非常に警戒して、弁護団と協議して教育や研修を重視して、系統立てた組織化に成功したと言えます。」
「この分だと、実態はならず者組織って観点から崩す方法は使えないね。」
「はい。やはり現地調査でハネ村や自主警備隊の弱点を探す必要があります。」

2019/6/24
[梅雨時期とエアコン]
 平気で35度を超える日々が続く7月以降だと、エアコンを使わないと熱中症のリスクが跳ね上がるのは当然として、そこまで気温は高くないけど、湿度は凄く高いこの時期のエアコンをどうするかはちょっと悩ましいところです。暑さには耐性があるので昼間は凌げるなら凌げますが、寝る時は稼働するのが現在のスタイルです。
 夏は湿度が高く、冬は湿度が低いのは本当に難儀な気候だと思います。逆ならエアコンの稼働温度も低く出来ますし、電力消費ももう少し緩和できるでしょう。この気候をどうこうするなんて不可能な話なので、空調に湿度が重視されるようになってもらうしかないでしょうか。
 大都市以外では、就職口がそもそも少なかったり、就職できても最低賃金ギリギリということも珍しくないそうだ。それも椅子取りゲームだと職にあぶれる人は必ず出て来る。就職氷河期は特にそうだった。政府与党は勿論、野党も労働組合も、それ以前のバブル景気とフェミニズムに狂奔して、組織化や救済を怠った。「見捨てられた世代」はこうして作られた。
 ハネ村の自主警備隊はそういった世代に特に訴えることが出来た。政府与党も野党も労働組合も何ら手を打たないし助けないところに、給料もあるし住居も格安で借りられ、料理が出来れば食材は豊富となれば、職にあぶれて親や周囲から責められ、悶々としていた人は突破口と見るだろう。少なくとも政府与党や野党や労働組合よりは信頼できるとなる。

「自主警備隊が問題を起こしてる様子はないね。」
「応募でハネ村に入った候補者は、すべて役場で適性検査を受けた後、1週間の研修を受けることになっています。背後に弁護団が居るので、法的リスクについて−例えば強引に車外に引きずり出すことは暴行罪になるなども説明があって、研修終了後の試験に合格しないと警備員として活動することは出来ないとなっています。」
「こういう自主組織はならず者集団になるって印象があったけど、先入観の方が大きかったかな。」

謎町紀行 第964回
written by Moonstone
 自主警備隊は近隣から集まっているようだけど、遠いところからも来ているらしい。好景気や人手不足と言っても、それは大都市部で、企業や役所が求めるスキルを持っている人物が不足しているということ。そんな都合の良い人物はそうそういない。いたら人手不足なんて言う必要はない。
2019/6/23
[一晩寝てエアコンを稼働した自宅で寛ぐ]
 進行はしたけど散々だった本業で疲れ果てた身体を、気の向くままの睡眠に浸して、もはや夏に入ったと判断してエアコンを全面稼働開始。幾分落ち着いてきました。かなり酷くなっていた指の皸のような荒れ方も緩和されてきたので、薬剤のアレルギーもあるけどストレス要因が強いような気がします。
 車のガソリンは最後に何時入れたか分からない(通勤や買い物は充電で十分)くらい遠出できず、夏コミケ前後の予定も立て辛い状況。正直うんざりしていますが、せめて夏コミくらいは自分のことだけ考えて、自分が満足できるようにしたいものです。まずHTMLタグを取るところからか…。
 途中もう一度休憩を挟んで、エハラ市に到着。前回と同じホテルをシャルが手配してくれていたから、その駐車場にシャル本体を止めてチェックイン。さて、ここからどうするか。ハネ村に通じる唯一の県道である県道413号線の検問は、24時間体制で行われている。これを突破するのは可能ではあるけど、後々悪影響が出るのは必至だ。
 シャルが、ハネ村駐留の航空部隊からの映像をTVに映してくれる。県道の検問には、警備員が複数いる。銃こそ持ってないけど−A県から独立したら持つんだろうか−、防弾チョッキにヘルメットに警棒と、結構立派な装備だ。これを必要分揃えるだけでも、それなりの財源が必要だろう。
 検問の存在が周知されたのもあってか、車は時々出入りしている、運送業者は検問だから届け先に行かないという選択肢は取れないし、農協や郵便局の車もそうだろう。その都度検問の、踏切のような棒が開いたり閉じたりして、運転手に行き先や目的を聞いている。運送業や農協、郵便局はこの点分かりやすい。
 観光客は、ホーデン社の車でなければ基本的に通れるようだ。自主警備隊に限らず、組織にしろ建物にしろ、現存するものは必ず維持費が必要だ。A県から補助金を引き出しても、来年4月の独立を強行するならそのルートはもう使えない。元々過疎の村で農林業以外めぼしい産業はない。観光による外貨獲得が重要になる。
謎町紀行 第963回
written by Moonstone
 僕とシャルはシャル本体に戻って、高速道路の本線に戻る。まずエハラ市のホテルにチェックインしよう。HUDではあと4:46と表示されている。これでも本来のルートより早いっていうんだから、A県の混迷度合いは相当なものだな。A県とA県県警、そしてホーデン社は自業自得だけど、巻き込まれる無関係の人達は気の毒だ…。
2019/6/22
[やっと終わった感が強い]
 機械のバグに酷い目に遭わされ、並行して大型機器を組み立て、断続的に入る打ち合わせや業者対応に奔走した今週の本業が終わりました。ちょっと現実逃避したいです。

「SNSでは、ハネ村の独立宣言を指示する意見が圧倒的ですね。」

 シャルはスマートフォンを見て言う。それにしてもSNSは反応が早いな。

「勢いに乗っているので、ヒロキさんの言うとおり、真正面からハネ村の自主警備隊を崩すのは困難です。」
「知恵の絞りどころだね。」

 A県の辺境に位置する過疎の村であるハネ村は、弁護団を組織して財政面でもA県から補助金を引き出し−独立が来年4月付なのは補助金の期限切れを待ってのものだろう−、A県県警を事実上追放して警察組織も有する、全国的な知名度を持つに至った。圧倒的な世論を背景に、このまま48番目の都道府県になるんだろうか。
謎町紀行 第962回
written by Moonstone
 TVでは、ハネ村の独立宣言を読み上げる村長をはじめ、村幹部と弁護団が映っている。A県からの独立は来年4月付。現在は独立までの移行期間として、A県から行政・立法・財政・警察といった都道府県のすべての権限を移行するとしている。村長の朗読の声は、かなり強気の姿勢だと感じさせる。
2019/6/21
[前夜の後遺症]
 機械のバグに酷い目に遭わされて、体力気力を使い果たした後遺症が続いています。こんな状況でも本業は無遠慮に押し寄せてきます。来週も本業関係が目白押し。こんな状況じゃプライベートの充実なんて無理な話です。
「市町村が都道府県から独立って、不可能なんじゃ?」
「調べた限り前例はありませんが、弁護団が控えているので、総務省に無効を宣言されても裁判で争うでしょう。判例主義に凝り固まった裁判所がどう判断するかは未知数ですが、ハネ村が独立の正当性を主張する理由は十分あります。」

 市町村が都道府県から独立した事例は、僕も知らない。そもそもそんなことが可能なのか、地方自治法とか詳しくないから分からない。だけど、ある意味法律を独自に解釈して正当性がある筋書きを作るのが仕事の弁護士が多数控えているから、裁判で徹底的に争う姿勢だろう。
 A県県警を管轄とするA県に属したままでは、再び何をされるか分からない、とかハネ村が独立の正当性を主張する根拠は十分だ。それに、圧倒的な世論も背景にある。裁判所は司法官僚と揶揄されるくらい政府与党の言いなりな面もある。ナチウラ市での元財務相の核攻撃拠点建設の発覚もあるし、政府与党も裁判所に圧力をかけ辛いだろう。
謎町紀行 第961回
written by Moonstone

「ホーデンとトヨトミ市、そしてA県県警から吸収合併を迫られていたハネ村は、もはやA県に属する理由はないとしてA県からの独立を宣言しました。ハネ村は隣接するN県への編入も考えていないとしており、総務省などの対応が注目されます。」

2019/6/20
[機械に翻弄された]
 基板製造の機械がバグで妙な動作をして、大幅なタイムロスを強いられ、製品の2割を壊される酷い目に遭いました。何なんでしょうねぇ…。
『今の財力ならそれも不可能じゃないけど、金額が予想できないし、もっと寄越さないと要求に応じないって金蔓にされる危険もある。』
『それは確かに…。難しいですね…。』

 ホーデン社とトヨトミ市、そしてA県県警という巨悪の動きを封じたことが、予想外の大きな副作用を生み出した。村が公的に募集して給料も払う警備隊が組織され、弁護団も居る状況をどう打開するか。知恵の出しどころだ。

「次のニュースです。」

 食事を終えて賑わいから幾分隔絶されたレストランから出て、シャル本体に戻ろうとしたところで、フードコートに設置されたTVに「ハネ村、A県から独立を宣言。」というテロップが出る。独立?!
謎町紀行 第960回
written by Moonstone

『言い方は悪いけど、ハネ村の自主警備隊の弱点を突いて崩すのが良いかもしれないね。』
『弱点、ですか。ある意味傭兵ですから、金銭で手を引かせるとか、ですか?』

2019/6/19
[立ち続けると疲れる]
 普段基本的に座っての作業なのであまり実感がありませんが、講師などで立ち続けることがあって、これが非常に疲れるものだと感じます。職場で立ち作業を続けるイベントがあり、疲労が酷くて早々に切り上げ、帰宅してから1時間ほど仮眠してどうにか、といったところ。夏コミケの新刊作業が遅れていく…。
『ますます鉄壁の防御って感じが強まってるね…。ホーデン社とトヨトミ市の動きは封じたけど、副作用が大きいね。』
『ホーデン社とトヨトミ市の悪行を封じたが故の結果ですから、致し方ありません。』

 ホーデン社とA県県警、ひいてはA県に対抗してきた結果を掲げるに留まらず、不幸にして職にあぶれた世代や人の就労支援という大義名分も利用してA県から補助金を引き出し、ハネ村はますます独立した治安維持の体制を固めている。A県県警の不祥事で警察全体に対する分割民営化論も浮上しているし、A県県警自体がもはやハネ村に干渉できる状態じゃない。
 問題が表に出る前後から弁護団を組織しているから、尚更警察には対決姿勢を取りやすい。世論もA県県警の一大不祥事を背景に分割民営化論まで浮上しているくらいだから、圧倒的にハネ村支持。ハネ村の行動を止められる存在は居ないと言って良い。それは同時に、ハネ村のヒヒイロカネ回収を非常に困難にしている。
謎町紀行 第959回
written by Moonstone
『問題が起こると広報や総務に丸投げして、それらもお決まりのコメントを出してほとぼりがさめるのを待つ大企業や大規模自治体などより、小回りが利くのも大きいですね。また、A県も議会を中心に今回の事態を黙認していたことも武器に、ハネ村はかなりの金額の補助金を引き出したようです。』
2019/6/18
[不思議と平日は持ち直す]
 土日と酷い体調不良で大半寝込み、まともに食事が出来ない状況だったのに、本業再開となると普通に食事も出来て(流石に朝方はまだ多少具合が悪かった)、本業もフル稼働。本業に特化されているのかとげんなりします。今週も何かと本業関係でイベントや打ち合わせや試作評価が目白押しですし、体調厳重管理で乗り切ります。
 SAのレストランで食事をしながら、シャルはダイレクト通話でスマートフォンに表示したハネ村のマップを説明する。自主警備隊の展開地点を示す赤い点が随所にあって、特に集中しているのが、オウカ神社と、ハネ村に通じる唯一の国道、隣接するエハラ市とトヨトミ市の境界だ。

『ハネ村はA県県警の前代未聞の不祥事発覚を利用して、大々的に自主警備隊を募集し、近隣自治体を中心に多くの応募がありました。自主警備隊はA県から引き出した補助金とハネ村の財源から給料が支給されています。弁護団が居るので無償労働など違法行為をし難いのもあると思いますが、3交代制で低料金の宿もあり、物価が安いことから、職にあぶれた就職氷河期世代などから問い合わせが殺到しているそうです。』
『世代的な問題でまともに就職できなかった世代や人を抱き込むことに成功してるね。このあたり、かなり知恵が回る印象だよ。』

謎町紀行 第958回
written by Moonstone

『オウカ神社周辺は、特に自主警備隊の警備が厳重です。』

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