2019年4月18日更新 Updated on April 18th,2019
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2019/4/18
[病院は何のためにあるか]
 この冬もどうにかインフルエンザを免れましたが、罹患時の経験から、病院というと(1)元気な老人が屯している(そのくせ診察はまだかと執拗に詰め寄る)(2)(元気な老人が多いせいで)待ち時間が長い(3)一方で診察は短い−が定番化しているイメージが定着しています。先日診察に行った皮膚科は(1)(2)は低め、(3)は治療を含めて十分な長さでした。
 皮膚科は当然ながら皮膚のトラブルがあって向かう、ある程度限定された診療科だからでしょうか。一方、内科と整形外科は元気な老人が溢れています。予防や重症化を防ぐ観点から、対処のしようがなくなったら病院に向かうのは必要だとしても、病院が老人サロン化している事実を認め、対策をとる段階でしょう。
 その分、他のニュースが埋もれやすい。視聴率と部数一辺倒の傾向が強まるにつれて、あるセンセーショナルなニュースが出れば、どのマスコミもこぞって報道し続ける傾向が強まった。結果、その時々の、或いは継続的に扱うべき重要なニュースが蚊帳の外に置かれる。情報が溢れる昨今、数日そのニュースに触れないと「終わったこと」になる。
 まさに今、カマヤ市の緊迫した状況はハネ村「対策」に苦慮するホーデン社とトヨトミ市、そしてA県県警にとっては、格好の目くらましになっている。ハネ村の情報公開は今も続いているけど、SNSでのトレンドは低下の一途。明らかに関心が離れている。
 カマヤ市の状況は勿論危険だけど、ハネ村もまた別の方向で危険と言える。世間の関心が離れたのを契機にホーデン社やトヨトミ市、そしてA県県警が一気に反撃に乗り出すかもしれない。シャルの航空部隊や地上部隊は今も展開中だけど、こちらも増派となるとシャルの負担が気になる。

「水素は暫く充填してなかったので、念のためです。ハネ村への増派は既に済ませていますが、負担の増加と言えるレベルではありません。」
「もう増派してたんだね。ハネ村の現地の様子はどう?」
「小康状態です。ヒロキさんの懸念はもっともですが、相手も下手な手を打てば一気に注目が集中するので、非常に慎重です。」

謎町紀行 第903回
written by Moonstone
 緊迫の度合いは、表に見えやすいものという意味ではカマヤ市が一気に高まってきた。ニュースもハネ村から逸らすのも兼ねてか、一斉にカマヤ市に切り替えている。自主警備と検問に対してプラカードが林立して街宣車も出て、機動隊と睨み合う構図の方が目を引きやすい、つまりは視聴率を稼ぎやすい。マスコミの行動原理は視聴率と部数と言っても過言じゃない。
2019/4/17
[病院の力]
 以前からお話している「両手薬指の皸のような状態」に加えて「右足の腫れ」が我慢の限界に達し、病院に行きました。人生初の皮膚科。問診で症状を伝えて診察を受けたところ、「両手薬指の皸のような状態」は本業で使用する洗浄用の溶剤が、「右足の腫れ」は塗布した薬剤の副作用が原因と思われるそうです。
 軟膏などを塗ってもらい、患部毎に異なる軟膏を処方されて帰宅。軟膏を塗ってもらった個所は、指こそ多少かさついていますが、発生しかけていた皸のような状態は収束し、右足の腫れもかなり収まりました。異常が出たら直ちに使用を中止して病院に行くのが賢明なようです。
 オオヤマ高原から一旦出て−ミニホテルでの宿泊は継続中−、最寄りの水素スタンドでシャル本体に水素を充填するついでに洗車を依頼。休憩所でシャルとスマートフォンで状況を見る。そこそこの規模のスタンドだけど、何故か客は僕とシャルだけ。周辺は見たわす限り夏空に映える水田。こんな場所ってまだあったんだな。

「要塞への家宅捜索はしないのかな。」
「カマヤ市警察署やM県県警も要塞に外国人犯罪者が逃げ込んでいることは把握していますが、そこに潜伏している事実関係が掴みきれないため、家宅捜索に必要な捜査令状を取るには至っていないようです。人権団体などへの警戒もあると思います。」
「こういうところが、逆に排斥団体が行動する口実になってるんだよね。」
「残念ながらその一面はありますね。とはいえ、捜査令状なくして踏み込めない令状主義は、権力による犯罪を防止する重要な要素なのも事実です。」
「それはそうだね。一般の外国人はどう?」
「危険を察知したのか、自主的に外出を控えています。今のところ、排斥団体などからの攻撃はありません。」
『航空部隊も常時警戒していますが、カマヤ市で一般市民として生活する外国人は極めて少数で、排斥団体もいちいち探しきれないようです。』

謎町紀行 第902回
written by Moonstone

「排斥団体とM県県警の機動隊との間で、睨み合いが続いています。」
「機動隊も数で押されると厳しいかもね。」
「団体が総数586名。機動隊は750名。流石に押し返せるでしょう。」

2019/4/16
[新旧交代後のPC]
 Windows7のサポート終了が迫る今年、自宅PCの更新を計画中です。在宅中は就寝時以外ほぼPCの電源を入れているくらい連続使用していますが、意外と頑丈なもので、前回の更新(WinXP→Win7)と同様、使用できる状態で新旧交代になる見通しです。メモリ32GBは非常に有効だと実感したのもこのPCです。
 現在のPCから見て旧PCも、ネットには繋げませんが使用できる状態のまま眠っています。間もなく役割を終える現PCも同じく眠りに就く…のは少々勿体ないので、以前にもお話ししたと思うLinuxサーバとして再生させ、色々試したいところです。電気容量を上げるのが先か…。
『聡いですね。ハネ村の情勢が膠着状態が続いているのもあって、SNSのトレンドではカマヤ市が急上昇する一方で、ハネ村は後退しています。』
『ハネ村で防戦一方のホーデン社やトヨトミ市にはありがたい話だろうね。勿論皮肉だけど…!』

 もしかして…。否、決して妄想とは言い切れない。目くらましとしては十分な材料だ。政財界絡みで重大事件が発覚したら、狙い澄ましたかのように有名芸能人のスキャンダルが発覚したりということは良くある話。

『シャル。排斥団体の特に代表格や幹部の経歴や交友関係を、大至急調べてくれる?』
『分かりました。…恐らく私の推測はヒロキさんと同じだと思います。』
『こういう構図は何処にでもあるのかな…。』

 もしこれが事実なら、これも住民を私利私欲で踏み躙る巨悪の構図だ。ヒヒイロカネや手配犯の存在が霞みそうな邪悪が蔓延っている。この旅に出るまでは気づかなかった、或いは自分のことで頭がいっぱいで目を向けられなかった事実は、ヒヒイロカネと何処かで絡み合う性質を持っているかのようだ…。
謎町紀行 第901回
written by Moonstone

『SNSでは、カマヤ市の排斥団体の行動の中継をはじめ、カマヤ市から犯罪外国人を追放しろなど強硬な発言も相次いでいます。』
『ハネ村の情報発信が埋もれかねないね。』

2019/4/15
[混雑回避は遠出の回避]
 土日はスイッチが切れたかのように長時間寝るのが標準になって(寝ようにも寝られなかった時代が嘘みたい)、時期的に桜を見られる最後の土日でしたが断念。ある程度有名な桜スポットは土日となれば大混雑必至ですし(居住地の桜スポットがその1つ)、駐車場の懸念もあって出かけるのにむしろ躊躇します。
 この前約半年ぶりに出向いた88か所巡りもそうですが、誰もが知るような有名どころは混雑がつきものだと思った方が良いのかもしれません。私が行くところはそこそこ混雑するけど駐車場の空き待ちや入場で並ぶことは今のところあまりないので(コミケは別)、人ごみに慣れるところから始める必要があるかも。
『ヒロキさんの推測に加えて、もう1つの懸念−排斥団体に所属しないカマヤ市民が、外国人を襲撃する事態も予想されるので、排斥団体が動きを見せた段階で増派しました。』
『一般のカマヤ市民が、無関係の外国人を襲撃?』
『カマヤ市民は、近くに居る外国人が犯罪者集団の一味なのかどうか区別できません。恐怖や被害妄想は、現在の条件下では容易に発生・増幅します。』

 その方向性は考えてなかった。だけど、シャルの言うことはもっともだ。もし、外で頻りに喧伝されている外国人犯罪者集団の一味が、自分の近くに居たら、と思った段階で不安が生じる。そして見知らぬ外国人が居たら、もしかして、と不安が疑念を生み、やがて恐怖に代わる。そこから「やられる前にやる」と先制攻撃に発展する恐れは十分ある。
 小さい子どもや若い女性、それらが居る家庭は尚更気が気じゃないだろう。排斥団体の宣伝以前に、外国人犯罪が非常に多い状況下だ。そんな折に外国人を追い出せとか聞いたら、怯えながら暮らす日々は御免だとか、抱えていた不満が怒りに代わって、見かけた外国人を襲撃するか通報するかすることは十分考えられる。
謎町紀行 第900回
written by Moonstone

『勿論、私も傍観を決め込むつもりはありません。航空部隊を増派して、無関係の外国人の護衛として配備しました。』
『先手は打っていたんだね。』

2019/4/14
[熱中して忘れてた]
 ふと手に取ったゲームに熱中してしまい、コントローラを持つ手が痛くなって時計を見たら4時を過ぎていました。疲労も激しく、流石に一度寝ないと更新作業は不可能。ノーミスでクリアできそうなギリギリのところだったのが、熱中すると時間も寝食も忘れる性格に火を着けたようです。では、また後程…。

『外国人排斥を提唱する団体は、カマヤ市役所前やカマヤ市駅前など、市内の複数個所で街宣活動を展開しています。市内外からかなりの聴衆が詰めかけています。』
『このままだと、要塞以外で普通に生活する外国人が真っ先に標的にされる!』
『そうなりますね。無差別と言いつつ弱者を狙って襲撃するのは、この手の団体に限らず、所謂無差別殺人事件でよくあることです。』

 シャルは至って冷静だ。シャルも僕と同じ推測をしているのは間違いないようだけど、外国人犯罪者集団と排斥団体の衝突で犠牲者が出るのはまだしも、息を潜めて、でも普通に生活している外国人が犠牲になることはあってはならない。
謎町紀行 第899回
written by Moonstone
 少し朝食を食べ進めていたところに、シャルから衝撃的な報告が飛び出す。外国人か排斥団体かどちらかが先制攻撃を始めるんじゃないかという観測があったけど、それが現実味を帯びてきた。一気に事態が緊迫してきた。この攻撃が現実になれば、カマヤ市で血で血を洗う戦争に発展しかねない。
2019/4/13
[鍵]
 自宅に車に職場に、と鍵を使う機会は多くありますが、自宅と職場の鍵は昔ながらの差し込みタイプのもの。自宅は流石に今時の偽造しにくいタイプですが、兎角面倒くさがりで片付けが嫌いな私は、鍵の置き場所を忘れて探すことが年に何度かあります。オートロックは前述の性格を考えると危険ですが、もう少し何とかしたいところです。
 思いつくのは、ホテルなどであるようなICカードのタッチでの開閉です。もてはやされるIoTで遠隔操作はするつもりはなく(恐らくそのうちIoT機器を狙った攻撃が始まると予測)、あくまで意外とかさばってどれがどの鍵だか識別しづらい鍵の一元管理と小型軽量化が目的です。鍵の開閉の機構が難しそうです。
『…どうしようもないね。此処にホーデン社とA県県警の急所があるような気がする。』
『恐らくそうでしょう。現在も情報の収集と解析を続けています。』

 これだけでもホーデン社とA県県警を揺るがすには十分な内容だけど、シャルはまだ調査を続けるという。もっと驚くべき、或いは恐るべき内容があるかもしれない。期待というより悪い予感だけど、ナチウラ市の事例を考えると荒唐無稽な予想とは思えない。
 ハネ村もカマヤ市も一見小康状態が続いている。だけど、どちらも水面下に膨大な爆弾を抱え込んでいる、一触即発の危険な状態だ。騒動の元凶であるホーデン社やトヨトミ市、そしてA県県警はどうでも良いけど、一般市民に被害が及ぶことは何としても避けたい。

『…ハネ村のヒヒイロカネはオウカ神社境内への立ち入りが出来ないと回収できないので、カマヤ市の方が早く動くかもしれません。』
『どうして?』
『カマヤ市民病院前に陣取る外国人排斥を唱える団体が、害人−勿論、有害の方の「害」が付きます−のカマヤ市からの排除を大義名分として、要塞に突入する構えを見せ始めました。』
『!!』

謎町紀行 第898回
written by Moonstone

『それじゃ、ホーデン社はA県の通話を聞き放題ってことじゃないか。』
『はい。その上、A県県警幹部の天下り先である企業の社員ですから、より警察の情報通信の奥深くまで入り込めます。』

2019/4/12
[ケーブルの配置]
 本業でケーブルの作成・撤去や移動・差し替えに携わる機会があります。このケーブルというのは、電源の接続に欠かせませんが、大容量だと重いし(EV充電用も結構重い)、場所を取るし、他のケーブルと何故か絡み合って、撤去や移動などで問題になる面倒なものでもあります。
 自宅でもメインPC部屋のNAS設置が遅々として進まない理由の1つは、束になったケーブルです。整理も必要だからと全部外して接続しなおすだけでも相当な手間です。テーブルタップもこれまた結構場所を取ります。工場などのように天井配置に出来ればもう少しスッキリするかも。
 今回もまた、行政と企業の癒着の構図が浮上した。タカオ市でもナチウラ市でもあった、特定企業と行政・議員の癒着は弊害が多い。だから本来は天下りは全面禁止すべきなのに、「経験を活かす」とかもっともらしい理由で天下りは常態化している。
 シャルが言うには、更に悪い方向に進んで、「民間の知見を活かす」とかの理由で企業社員が一定期間公務職に就くことが常態化している。「民間」というと一般市民の見方や意見を取り上げるように錯覚するけど、実際のところは政府に企業献金をする特定の大企業から派遣される形で政治に食い込んでいる。
 たとえば偵察衛星。偵察衛星の運用は偵察衛星の製造を受注した重工業企業の社員が公務として行っている。偵察衛星の制御や内部構造は軍事機密−憲法で戦争放棄と軍隊不保持を謳っているのに−と位置づけられているから、名実ともにその企業が偵察衛星の運用を独占することになる。当然、その運用の理由や経緯、結果などは機密の一言で非公表とされる。
 A県県警の情報通信管理課というのは、110番を受けて最寄りの警察署に指示するなど、言わば警察無線の交通整理に留まらない。嫌疑の対象となった市民の通話を傍受・分析する、つまり盗聴もしている。嫌疑の対象になるかどうかは、結局警察の匙加減。しかもこの盗聴も、本来は捜査令状を取るなど一定のルールがある筈なのに、有名無実化している。
謎町紀行 第897回
written by Moonstone
『民間企業の社員が公務員になってるってこと?』
『はい。ちなみにヒロキさんの推測どおり、A県県警の幹部は、ホーデン社の社外取締役などに天下りしています。』
『県警もホーデン社とズブズブなのか…。』

2019/4/11
[右足の異常]
 少し前にお話しした右足の腫れは、元々の原因こそ収束しましたが、派生した腫れが悪化してきています。痛みこそないものの、時折強い痒みが襲ってきます。何故か夜の方が痒みが強いことが多く、睡眠を阻害されることもあります。左足と比較して明らかに腫れていて、収束の見通しは立っていません。
 元々の原因である傷の薬品が、別の傷口に入って副作用が出ているのかもしれません。こうなると収まるのをじっと待つより大人しく病院に行った方が良いのかもしれません。元の原因からも皮膚科でしょうか。両手薬指の皸のような症状も収まりませんし、集中治療が必要かも。
 ジャミング施設に対空装備もあるから、空からの攻撃は必然的に激しい迎撃に遭遇する。ただでさえ不穏な空気が漂うカマヤ市で、外国人犯罪者の巣窟でもある要塞で爆発とかが起こったら、一大騒動に発展しかねない。でも、武力攻撃を伴わずにヒヒイロカネを回収することはまず不可能。どうしたものか…。

『ハネ村も膠着状態が続いてる?』
『はい。ホーデン社とトヨトミ市は調査中と逃げ続け、ハネ村は自主警備と検問にWebでの情報公開を続け、A県県警はどちらにも手を出しあぐんでいる、妙な三角関係が出来ています。』
『本当に妙な関係性だね。』

 規模では最小ながら攻勢を続けるハネ村に対して、ホーデン社とトヨトミ市は逃げに徹し、A県県警は右往左往している。本来ならA県県警なりA県がホーデン社とトヨトミ市に対して強制捜査や行政指導に乗り出すべきところなのに、ホーデン社に借りがあるのか何なのか、目に見えて及び腰だ。

『ホーデン社とA県そしてA県県議会の一心同体ぶりは前にお話ししたとおりですが、A県県警が及び腰の理由も判明しました。』
『A県県警からの天下りを受け入れているとか?』
『なかなか鋭いですね。それに加えて、ホーデン社からA県県警の情報通信管理課に社員が派遣されています。』

謎町紀行 第896回
written by Moonstone
 かといって、「主様」が陣取る要塞に攻め込むのも危険だ。戦力がまだ不明瞭な部分があるし、相手もヒヒイロカネを保有しているから、思わぬ隠し玉を用意しているかもしれない。戦闘に勝利しても、何の考えもなしに迎撃する外国人を殺傷したら、カマヤ市で息を潜める外国人が一斉報復する危険もあるし、犯罪外国人をこの機会に根絶やしにしろとばかりに排斥団体が無実の外国人まで総攻撃する危険もある。
2019/4/10
[自転車との戦い]
 高校の入学式が終わり、新学期も始まったようです。この時期最も手を焼くのが無茶な走行をする自転車。逆走はまだましな方で、突然の横断(歩行者でも多い。しかも年配者が多い)、イヤホンをしての走行、狭い隙間を無理矢理走行、スマートフォンを見ながらの走行(最悪)などなど。
 車が体感2倍のサイズになったので、余計に神経を使います。これで雨が加わるとさらに条件は悪化します。傘差し運転という最悪な運転手段も加わりますからね(動きがさらに予測不能になる)。今日はどうやら全国的に雨模様らしいので、十分注意しないと…。

『ヒロキさんの推測は今後の可能性の1つとして、十分ありうると思います。』
『シャルもそう思う?』
『外国人−日本人から見ての話ですが、彼らは宗教という共通の概念があります。それは同朋意識を生じさせ、ひいては強力な連帯感になります。カマヤ市の住民と外国人が全面衝突して外国人側に死傷者が出れば、カマヤ市で息を潜めて生活している外国人が一斉報復に乗り出す危険があります。』
『そんなことになったら、確実にカマヤ市は戦争地域になってしまうよ。大量虐殺なんてことも…。』
『その危険性も視野に入ります。カマヤ市の状況は見た目以上に危険と考えた方が良いですね。』

 証拠がない以上あくまでも推測でしかないけど、かなり現実味を帯びている。実際、シャル本体に窃盗を働こうとして返り討ちに遭い、病院に搬送された外国人集団をめぐって、外国人排斥を唱える団体が抗議行動をしていて、それはかなりの規模だ。外国のスラムのような犯罪に怒りが高まるのは当然だけど、同時に危険が高まっている。
謎町紀行 第895回
written by Moonstone

排撃と抵抗がエスカレートすれば、それは戦争になる。数多の歴史の事実が証明しているように。

2019/4/9
[取扱注意の意味]
 昨日付でお話しした右足の腫れは、1日経過してかなり収まりました。どうも原因は元々の原因である足の傷へのばい菌だけではなく(当初はそれが主体だったのは間違いない)、傷の治療のために吹き付けていた薬品が、近くの別の傷(水ぶくれ?)に染み込んだ結果のようです。ためしにバンドエイドで防護してから吹き付けたら、どちらも収まっていきました。
 薬品をはじめ、シャンプーや洗剤にも「傷口には触れないように」など記載してありますが、無視して(気づかずに)実害が出たのは今回が初めてかもしれません。目的に応じて使用したり、場合によっては防護しないと場合によってはかえって悪化させることもあると痛感しました。
 一方で、職にあふれれば食うに困るのはカマヤ市の市民も同じこと。生活が苦しくても税金は一定額払わないといけないし、医療費とかも必要だし、子どもがいれば教育費もかかる。だけど、外国人は無保険なのに市民が払った税金で治療を受け、犯罪を犯しても「人権」を盾に被害者を装って逃れることさえある。
 「主様」はそういった矛盾や怒りに忍び込んで、片や外国人を囲って犯罪を犯させてでも生き残らせることでカマヤ市の住民の怒りを蓄積させ、片や外国人に不自由で劣悪な生活を強いて「すべて自分の都合で使い捨てた日本人の責任」と吹き込むことで外国人の犯罪を正当化させているんじゃないか?だとしたら、その企てはまんまと成功している。
 「主様」と対空を重視したジャミング施設の関連は未だ分からない。だけど、僕の推測が正しければ、何れ「主様」は取り込んだ外国人にカマヤ市を襲撃させるか、痺れを切らしたカマヤ市の住民を外国人に迎撃させるかするだろう。文字どおりの全面戦争だ。そうなったらもう取り返しがつかない。
 住民を分断・対立させるのは支配層の常套手段だ。現にタカオ市ではヒヒイロカネと、それに纏わる殺人事件を隠蔽するため、市民同士を監視する条例が制定されていた。外国人は住民じゃないという意見もあるだろうし、それは一理ある。だけど、現に住んでいるという意味での住民を排撃しようとすれば、必然的に抵抗に遭う。
謎町紀行 第894回
written by Moonstone
 だけど、文化も風習も違う外国人が大量に流入することで、その町は大きな影響がある。雇用がある時期はまだしも、旧カスプ社工場のように、利益減少で工場閉鎖となった時、何の対策もせずに解雇して知らん顔。部品や道具なら廃棄処理という手もあるけど、人間はそうはいかない。仕事がなければ手持無沙汰だけじゃなくて、やがて飢えに直面する。
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