2018年8月14日更新 Updated on August 14th,2018
以下の三つはリンクになっています
メモリアル企画書庫 見解・主張書庫 過去ログ格納書庫
2018/8/14
[高知入り]
 道路地図で見るとそこそこ距離はあっても何とか行けると思う高知は、実際に車で行くと相当時間がかかります。瀬戸大橋を渡る際に出て来る「太平洋まであと150km」とかの数値が、遠い距離をこれでもかと見せつけてきます。事故渋滞にも巻き込まれてしまうし。
 どうにか無事到着し、高知の酒と料理を堪能しました。かなり飲んだので宿に帰還後に即就寝してしまい(前日あまり寝てない+長距離運転の疲れ)、更新が遅くなりました。もう1つの夏の旅行は短いですが、日頃のストレスを発散するには良い機会です。

「後方から同様にクラクションを鳴らされても尚、追い抜かずに私の背後にピッタリくっついてます。目的は明らかに私とヒロキさんですね。」
「厄介だな…。」
「本体に搭乗中でも本体から降りていても、大した問題にはなりません。好きなだけくっついてくれば良いです。」

 シャルは至って平静だ。まだ抑揚が平坦になってないし、語尾が不自然に伸びてないから怒りが頂点に達してはいないけど、蓄積されていても不思議はない。タカオ市で駐車中に包囲されて写真を撮られ放題になったことも、蓄積した結果、市長などを市中引き回しからの集団リンチに持ち込んだし。

「私本体にほんの僅かでも接触したり、ヒロキさんに手出ししたら相応の報復は行いますよ。」
「あ、あまり過激なことはしないでね。」

 シャルは先制攻撃こそしないけど、一度報復を実行すると本当に容赦しない。今日だって、クラクションを鳴らしながら煽り運転をしてきたワゴンを、精密な演算で相手が曲がりきれないように制御して、結果中央分離帯に衝突・横転する事故に誘導した。今までも一旦報復を開始すると、相手は悲惨な末路を辿っている。
謎町紀行 第679回
written by Moonstone
 煽り運転をする車に特別な傾向はないようだけど、大型車や高級車に乗ると自分も大きな存在や高級な存在と錯覚するのか、煽り運転をしやすくなるように思う。実際、過去に煽り運転をしてきた車は、大抵今のシャル本体より大きいサイズの車だった。駐車場で危うく事故の加害者にされそうになったと思って、謝らせようと追いかけて来たんだろうか。
2018/8/13
[1回目の帰路]
 夏コミケ3日目は参加を見送って、宿でゆっくりした後帰路に着きました。理由は(1)新刊は委託で買える(会場限定は今回さほどこだわりがない)(2)体力的にきつい−の2点。午前中は渋滞が酷かったので、天候を除けば丁度好い塩梅になりました。
 コミケ関係の荷物と洗濯物とゴミと買い込んだ土産を下ろし、車の充電の合間に此処のお話をしたり、休憩をしています。休憩が仮眠か本格的な睡眠になるかは現時点では不明ですが、旅行の2番目は今日から始まります。今度は高知です。
 また車が接近して来た。…あれ?クラクションを鳴らさない。ただ、かなり距離を詰めている。無言の圧迫か?普通車や軽自動車でも距離を詰められると疑問や恐怖を感じるけど、ワゴンやSUVのような大型車だと余計に圧迫感が強い。それを分かってこうしているなら性質が悪い。

「空港の駐車場でヒロキさんを轢こうとした車ですね。」
「確かSUVだったけど、憶えてるの?」
「車種とナンバー、運転手の特徴などデータベースとの照合ですべて一致しました。」
「あの一瞬みたいな時間でそこまで記録してたんだ。」
「私には十分な時間でした。あの車、駐車場から追跡してきています。」
「駐車場からって、僕とシャルがどの車に乗り込むかまで見ていたってこと?」
「そこまでは関知していませんが、その確率は十分考えられます。相当暇なのか相当陰湿な性格なのか、両方なのか。」

 後ろの車が駐車場から追跡していたってことは、かなり面倒なことになる恐れが強い。追い越されたりクラクションを鳴らされたりすると、プライドを傷つけられたと見なす輩は一定数存在する。そこから煽り運転をして標的の車の前方に立ち塞がって強引に止めて、謝罪だの誠意だのと因縁をつけたり、それで別の事故を誘発したりという事件も実際に起こっている。
謎町紀行 第678回
written by Moonstone
 一般道から高速に入る。やっぱりレースかと疑うような光景は変わらないし、後ろから次々と急接近してきて、クラクションを鳴らして−五月蠅くないようにシャルが防音処理を強化してくれている−痺れを切らしたように追い越し車線に移動するのも変わらない。これで事故やトラブルが起こらない方が不思議と思った方が良い。
2018/8/12
[迷って広げて耐える]
 夏コミケ2日目はサークル参加日。朝が弱いとは言え、渋滞や遅刻で駐車場に入れないと話になりません。朝6時起きで無事駐車場へ入場…したは良いものの、スペースがある西ホールまでは遠く、しかも行き方が分からず散々迷い、スペース到着まで約1時間かかる酷い話がまた1つ。
 そこからは設営→開場待ち→暑さの中お客さんが来るのを待つ→撤収・帰還、とトラブルもなく進みました。売り上げは前回と同じく新刊1+既刊1。シリーズものでページ数が多いので、あらすじの小冊子を付けるとか次回に向けて考えています。ひとまず、無事終わって一安心。今日東京を出ます。
 こんなことが出来るなんて、今この世界で持て囃されている人工知能を根底から覆す。この世界の人工知能は、様々な表現−ニューラルネットとかAIとか−で進化をアピールしているけど、基本は多数の情報、所謂ビッグデータから最適解を探す処理だ。それなら既にメールソフトのフィルタリングのアルゴリズムであるベイズ理論が実際に使用されている。
 音声認識も精度は確かに向上してるけど、それ自体は以前からある。CPUの性能が向上して今まで理論上できると分かっていても出来なかった処理や、出来ることは出来るけど時間がかかり過ぎる処理が許容範囲で出来るようになったから、実用レベルで展開するようになった。それは勿論技術の進展だけど、人工知能というには疑問符が付く。
 シャルの人格OSは、この世界の技術レベルでは到底及ばない。だから僕が理解できる範囲も限られる。変わらないのは、シャルが様々な機能を駆使することがシャルの負荷を悪戯に増やさないかどうかということだけ。シャルは僕の使用人じゃない。シャルに負荷がかかり過ぎることは避けたい。
 料金を支払ってゲートを潜り、駐車場を出る。ホテルへの道のりはシャルなら問題なく把握できるし、最短かつ安全なルートをリアルタイムで演算することも容易だ。カーナビの画面は僕に合わせてか、シャル製アプリとカーナビのルート表示が混在した状態になっている。この車はシャル本体だから如何様にも出来るんだよな。
謎町紀行 第677回
written by Moonstone
 シャルはあっさり言うけど、物凄い機能だ。負荷の分散は複数のコアを持つCPUとかで出来てはいるけど、あくまで現存するコアに処理を分散するだけであって、コアの増減なんて到底できない。シャルの創造機能は単に戦闘機や戦闘ヘリを複数出すだけじゃなくて、処理の分担をしている。
2018/8/11
[待機と移動と購入]
 夏コミケ1日目の昨日は、一般参加なので列に並ぶことから開始。朝が遅めだったので待機列での待ち時間は1時間弱で会場入り出来ました。まず今回の重要目標がある列に並んだのですが、これが当初かなり進行が遅く、根気と体力の勝負でした。結局2時間ほどで無事購入できたので良しとします。
 その後は交流のあるサークルへ挨拶と買い物を済ませ、秋葉原へ移動。恒例どおり電子部品を買いあさりました。1日でかなりの現金が消えるのはコミケ+その後の秋葉原巡りのお約束です。いよいよ今日はサークル参加当日。早々に就寝して万全の態勢で臨むことにします。

「制御は私がします。体裁上ハンドルは握っていてください。」
「うん。頼むよ。」

 道路がこんな戦争、否、無法地帯だから、土地勘のない僕では事故の恐れが高い。この車そのものであるシャルに制御を委ねるのが確実だ。本来なら、早期警戒機の他、戦闘機や戦闘ヘリを今も飛ばして近隣のヒヒイロカネ捜索や周辺の警戒をさせているシャルの負担を軽くしたいんだけど…。

「今の体制もそうですけど、創造機能の使用と機能の継続は、私の負荷全体の1%にも満たないものです。」
「制御の分散で負荷が増えたりしない?」
「それぞれが小規模な思考OS−人格は持たないですが、自分で分析や判断ができるレベルのOSを搭載しているので、私がすることはそれらへの指揮命令だけです。緊急時も同様です。」
「シャルの簡易版が幾つも同時に存在して、シャルの統制下にあると考えれば良い?」
「それで十分です。ですから、私本体の負荷が増えるというレベルではないんですよ。」

謎町紀行 第676回
written by Moonstone
 僕とシャルの前を走り去って行ったSUVも、一時停止するどころか、スピードを緩める様子さえ見せなかった。激しくクラクションを鳴らす様子は「邪魔するな」というアピールとしか思えない。自分もその巨大な鉄の塊から降りたら歩行者になるのに、まったくイメージできないんだろうか。
2018/8/10
[まず移動]
 夏コミケ旅行は、大前提である東京入りから始まります。通常の荷物の他に、出展物一式、暑さ対策のクーラーボックス、そして台車を積み込むので、小さい車に者をぎっしり載せます。しかも冷房を使っていないと耐えられない酷い暑さで、バッテリーの消耗が激しくなると予想して、余裕を持って出かけました。
 やはり暑さは酷く、カーナビの出鱈目な案内もありましたが、渋滞もなく、無事拠点の宿に到着しました。私のサークル参加は2日目。此処の日付では明日なので、まず1日目は交流のあるサークルへの挨拶と買い物、そして恒例(?)の秋葉原での電子部品探しを予定しています。…久しぶりに段落2つのお話。
 結局空港には何処にもヒヒイロカネは検出できなかった。人の出入りが激しい一方でセキュリティの関係で一般の人が出入りできない区域があるから、隠し場所としてあり得るとは思ったけど、そう簡単に尻尾を出してはくれないようだ。
 そこそこの量になったチョコレートもあるし、なんだかんだと歩き回って時間が過ぎたから、ホテルに戻ることにした。駐車場で発生した事故の処理は終わっていたけど、相変わらず駐車場はクラクションで満ち溢れている。警備員も多数出て誘導や制止をしているけど、それでも事故が起こらないのが不思議なくらいだ。
 僕も駐車場の横断歩道を渡ろうとして、シャルに止められた。直後、脇からSUVが出て来て猛スピードと激しいクラクションで通り過ぎて行った。シャルが居なかったら撥ねられていたかもしれない。本当に危険と隣合わせだ。車に乗ることで鉄の塊で覆って防御する、或いは攻めるイメージなのかと思ってしまう。

「歩行者が最弱とするヒエラルキー意識は確かにありますね。」

 シャル本体に乗り込んでシステムを起動したところでシャルが言う。

「自分も1歩車を降りたら、その最弱の存在になることに想像が及ばないのが、脳のない証明と言いましょうか。」
「辛辣だけど、さっきの走り方を見てもそうとしか思えないのが何とも。」

謎町紀行 第675回
written by Moonstone
 仕事の出張で使ったことがある空港は、見方が変わると大型ショッピングモールだ。このデッキは常設のイベント会場みたいなものだし。ヒヒイロカネとは無縁のようだけど、何処に隠されているか分からない以上、シャル製アプリも活用して捜索は続けよう…。
2018/8/9
[出発前]
 今日から夏コミケ旅行に出発。このお話は出発前の荷造りの合間にしています。相変わらずの本業と休日の休養専念(ほぼ寝たきりになることも)が影響して、荷造りが前日にまでずれ込みました。まずは現地まで安全に到着することが大切なので、暑さ対策を十分にして向かうことにします。
 この世界の戦闘機にはVTOLやSTOLってものがあるけど、旅客機と比べれば圧倒的に小型の戦闘機だから出来ること。旅客機はあの巨体に100人規模の客と人員、そして荷物を乗せるから、極端な話燃料さえ搭載できれば事足りる戦闘機とは重量が違い過ぎる。旅客機がVTOLやSTOLみたいに出来るには、余程強力なエンジンが出来ないと無理だろう。
 ヒヒイロカネが正しく使われれば、重量問題も、それに伴う燃料費の問題も解決できるだろう。ココヨ市も候補地の1つだけど、どう考えてもこの世界はヒヒイロカネがあっても正しく使えない。飛行機に利用用途が向いても戦闘機に使われることしか思い浮かばないだろう。此処でもやっぱり悪用されているんだろうか。

『展開している飛行機からは、本体内部問わずヒヒイロカネのスペクトルはありません。』
『飛行機は頻繁に整備があるそうだし、人目に触れやすいから隠すには適さないかな。』
『それは言えますね。ですが、予想外の隠され方がなされている確率はあるので、捜索は続けます。』
『ナチウラ市の例もあるからね。』

謎町紀行 第674回
written by Moonstone

「音が凄いですね。」
「大きなジェットエンジンだからね。あっちからは飛行機が離陸しようとしてる。」
「陸地を移動する時の飛行機は、動きがゆっくりですね。ジェットエンジンの推進力では直ぐには離陸できないんですね。」
「凄く大きくて重いから、大きなジェットエンジンが4つあっても直ぐ離陸できるには程遠いよ。」

2018/8/8
[少しだけ平穏]
 昨日付のお話の時点でまだ続いていた頭痛は無事収束。面倒な飛び込みや打ち合わせなどが一切なく、久々に本来の業務の1つである回路設計に注力できました。帰宅は最近の普通くらいの時間でしたが、気分は割とスッキリしています。いよいよ明日から出発。出発前に出来る限り進めておきたいところです。
 ふとシャル製アプリをチェック。今のところヒヒイロカネの反応は出ていない。空港にはないかな…?それならそれで別のところを探せば良い。折角何に追われることもなく空港に来たんだし、シャルにこの世界を案内するのを兼ねて移動する。飲食店街+物産展から3階の空港デッキに移動する。

「眺望が良いですね。彼方此方に横付けしているのが飛行機ですね?」
「そうだよ。」

 空港デッキは強化ガラスで覆われているから−多分転落事故防止や自殺対策にテロ対策−直接風を感じることは出来ないけど、視界を遮るものが極力なくされているから見晴らしは最高だ。飛行機が1機、ゆっくりと滑走路に出ていくところ。なかなか見られない光景なのもあってか、親子連れも多い。
 シャルが飛行機を確認して来たところからして、シャルが創られた世界の飛行機とは形状が違うんだろう。創造機能で創られた戦闘機や輸送機もフォルムが独特だったし。僕から見てシャルが創られた世界のものが恐らく見たこともないものばかりなのと同じように、シャルもこの世界のものは見たこともないものに満ち溢れている。しかも飛行機はこれまでになく巨大。初めて見るものが目の前で動く様子は、シャルの目を惹くものらしい。
謎町紀行 第673回
written by Moonstone
 アイデアを出すのって、簡単なようで実は凄く難しい。それに、今までにないものは良いものでも意外と直ぐには受け入れられない。今あるものが普通という固定概念があって、「それは必要ないんじゃ?」「使い勝手が悪くなる」と敬遠されることがある。今持っているスマートフォンだって、当初は受け入れられなかった。
2018/8/7
[今度は頭痛勃発]
 朝からずきずき痛むタイプの頭痛に苛まれ、思考が全然纏まらない状況に陥りました。どうにか最低限の目標は達成して、帰宅後(最近の普段より相当早い)から横になってある程度収束しましたが、まだこめかみあたりに残存しています。間もなく夏コミケ旅行出発だというのに…。
 そんなことも出来るのか。暑い時期はチョコレートだけじゃなくて、食料品の運搬に神経を使う。どういう仕組みで冷却まで出来るのか分からないけど、シャル1人で家電製品の機能はすべて賄えそうだ。シャルが創られた世界では、全てがヒヒイロカネで創られていたんだろか?

『家電製品は全てヒヒイロカネです。機能は処理次第でどうにでもなるので、操作性や見栄えが購入時のカギでした。』
『あまり家電製品で企業間の競争は起こらなさそうだね。』
『そうでもなかったです。機能は何を重視するかで処理の内容も速度も変わりますし、操作性が画期的だと一気シェアが変わることもありました。』
『自由度が高い分、アイデアや使い勝手が製品の売れ行きを左右したんだね。この世界でもそういうのはあるけど、製品の機能が一気に向上することもあるよ。』

謎町紀行 第672回
written by Moonstone

「色々買ってもらいました。」
「保冷剤は付けてもらったけど、今時期は溶けやすいから、一旦戻った方が良いかも。」
「20℃程度に冷却すれば良いんですよね?それなら今でも出来ます。」

2018/8/6
[当面お話は一段落で]
 買い出しや手続きで外出した以外はほぼ寝たきり状態でした。平日は言うに及ばず、休日も体力回復に時間を要します。そんな状況だと当然このページの更新にも悪影響が出ます。連載ストックはその1つ。枯渇寸前でその日の分を継ぎ足している状況が続いています。そんなわけで当面お話は短くなります。
 このブランドは一口大のチョコレートに色々なものが入っている。ギフトとかで使えるタイプもあるし、自分で好きなものを選ぶことも出来る。バスケットをシャルに渡して選んでもらう。シャルも経験したことがない味があるから−ミントとか−結構真剣に選ぶ。両手で持てるくらい入れたチョコレートは、レジに持っていけばボックスに詰めてくれる。

「これらは装飾が細かいですね。」
「ショコラティエっていう、チョコレート専門の菓子職人が作ってるんだ。」

 このブランドは希望のギフトで常に上位に位置する。チョコレートがどれも凝った装飾なのが売りだけど、その分高価でギフトでないと買い辛い。こちらは何種類かが1つのパッケージになったものが複数あって、そこから選ぶ形。シャルに選んでもらうと、少し大きめのタイプを手に取る。
謎町紀行 第671回
written by Moonstone

「これらは何が違うんですか?」
「チョコレートの中に入っているものが違うんだよ。キャラメルとかジャムとか色々入ってる。」
「味のバリエーションを楽しむんですか。」

2018/8/5
[東奔西走]
 平日に本業以外碌に何も出来ないので、夏コミケ旅行前の買い出しや手続きなどが全て休日に集中する羽目になりました。しかも厄介なことに、昨日付のお話のとおり居住地が混雑する日と重なる不具合。どうにか混雑を回避して全ての目的を達成しましたが、眠いこと眠いこと…。時間の間隔がありません。

「これらは何が違うんですか?」
「チョコレートの中に入っているものが違うんだよ。キャラメルとかジャムとか色々入ってる。」
「味のバリエーションを楽しむんですか。」

 このブランドは一口大のチョコレートに色々なものが入っている。ギフトとかで使えるタイプもあるし、自分で好きなものを選ぶことも出来る。バスケットをシャルに渡して選んでもらう。シャルも経験したことがない味があるから−ミントとか−結構真剣に選ぶ。両手で持てるくらい入れたチョコレートは、レジに持っていけばボックスに詰めてくれる。

「これらは装飾が細かいですね。」
「ショコラティエっていう、チョコレート専門の菓子職人が作ってるんだ。」

謎町紀行 第670回
written by Moonstone
 ピザ2枚とアイスティー2杯で結構腹が膨れた。シャルも満足したのを受けて店を出て、飲食店街+物産展を見て回る。暫くして、シャルがチョコレート店で足を止める。あまりチョコレートに接したことがなかったな。世界各国のチョコレートが並ぶ棚を、シャルは興味深げに眺める。
PAC Entrance Hallへ戻る
-Return PAC Entrance Hall-