Moonlight PAC Edition 第65号 2007.12.30発行
編集、発行:Moonlight PAC編集委員会
本号のトピックス
★Moonstone Studio芸術創造センターは年末年始も通常どおり活動します
★アンケートを期間限定で実施の方針/ご来場者のPC環境把握と今後のページデザインのため
★作品投稿について/PAC運営委員会
★Moonstone Studio芸術創造センターは年末年始も通常どおり活動します
 2007年もあと僅かとなりました。Moonstone Studio芸術創造センターは1999年4月1日の開設以来、当初は年末年始など長期休暇時はシャットダウンしていましたが、ネット環境の強化・整備に伴い、インターネット接続環境がない場所以外では基本的に更新を続ける方針で居ます。今回の年末年始も通常通り更新しますし、今回は帰省しませんので、普段どおりのインターネット接続環境にて更新を行えます。

 年末年始の間に、特にお返事が滞って久しい感想用掲示板STARDANCEの書き込みへのお返事を行います。書き込んでくださった方々には大変失礼をいたしておりますが、もう暫くお待ちくだされば幸いです。勿論、感想用掲示板STARDANCEの書き込みも通常どおり行えますので、ご利用ください。メールのお返事もあれば順次配信いたします。

 2006年2月にご来場者数100万を突破して以来、約1年10ヶ月で200万の大台が見えてきました。一方で2007年は主幹Moonstoneの負傷や疾病罹患などで新作公開ペースが鈍ってしまいました。年末年始は十分休養しながら、作品制作を集中的に行いたいと思います。今後もご来場くだされば幸いです。どうぞ良いお年をお迎えください。(主幹Moonstone/芸術創造センター運営委員会)
★アンケートを期間限定で実施の方針/ご来場者のPC環境把握と今後のページデザインのため
 PCは日進月歩以上の速度で高性能化し、インターネット環境もADSLや光ケーブルなどブロードバンド環境が急速に普及しています。そのため、Flashや大型イメージファイルを多用したWebページも多くなっていますが、PCが性能比で安価になったとは言えそう簡単に買い換えることが出来ない性質のものであることにはさほど変わりはありません。

 ブラウザも現在はWindows付属のInternet Explorer(以下IE)が大きなシェアを得ていますが、インターネット黎明期からのユーザーでは当時隆盛を極めていたNetscape Navigator(以下NN)への愛着もあってそのまま使い続けている方も居られるそうですし、NNの後継であるFirefox、独自レンダリングエンジンを持つOpera、Macでは標準となっているSafariなど多岐にわたります。ブラウザが異なればHTMLの解釈(レンダリング)も違ってきます。ブラウザ間の相違を解消する手法の1つとしてCSS(Cascading Style Sheet)がありますが、これもブラウザによって対応の度合いが異なります。

 Moonstone Studio芸術創造センターではブラウザの下位互換を重視しており、一部を除いてCSSを使っていません。しかし、内容とデザインを分離することがW3C(Webの規格を決定する団体)から勧告されていますし、ページ保守の面からもCSSの導入は便利な側面もあります。連日多数ご来場いただいているWebページであるMoonstone Studio芸術創造センターにはアクセス解析で判明している分でも以前のブラウザをご利用の方が比較的多いので、W3Cの勧告に準拠することやページ保守柔軟化のためにCSSを導入すべきか、管理側で一方的に決定して良いとは思えません。

 そこで、来年初頭を目処にご来場者のPC環境を把握するためのアンケートを実施することにしました。質問項目はご来場者のPCパワー、インターネット接続環境、OSなどPCとインターネット環境の基本事項をはじめ、Moonstone Studio芸術創造センターにCSSや、Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)で再び隆盛しているもののご来場者側で無効設定にしているとまったく力を発揮しないJavaScript導入の賛否を問うなど、Moonstone Studio芸術創造センターのページ構成に反映すべきか決めかねるWeb技術も含む予定です。

 Moonstone Studio芸術創造センターでは過去に携帯用ページに関するアンケートを実施したことがあります。今度実施するアンケートは携帯用ページの時以上に大規模なものになる模様です。実施の際にはTOPでも告知いたしますので、ご来場者の皆様にご協力いただければ幸いです。(芸術創造センター運営委員会/芸術創造センター事務局)
★作品投稿について/PAC運営委員会
 投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。

 「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。

 「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(芸術創造センター運営委員会)
編集後記
●今年を象徴する漢字として「偽」が挙げられた。食品における消費切れ使いまわしや賞味期限の改竄などの偽装など、偽りに関する事件や事項が大きく取り上げられた。土産物として有名な「白い恋人」や「赤福」の偽装発覚は、知名度が高いだけにより衝撃が大きかったように思う。だが、政治や社会を見渡してみれば「偽」など日常茶飯事であり、今更特徴付ける必要はない。
●とりわけ、小泉政権時代に表面化してマスコミが未だに固執する「構造改革」はその代表例だ。大企業がバブル時期の約1.7倍にも達する空前の利益を上げる一方、国民には定率減税全廃や郵政民営化など負担増が押し付けられた。これほど「改革」や「再生」といった単語が誤った使い方をされるのを見ていると、今後本来の意味までも「偽り」に関するものにしたいのではないか、と勘ぐってしまう。
●閣議決定した2008年度予算案を評するマスコミの論調は、「改革の鈍化」を懸念・批判するものだ。いかにマスコミ関係者が「改革」で負担増を強いられる国民の目線に立っていないか、いかに国民の生活感覚から乖離しているかが窺える。マスコミはブルジョア向け産業と変質したのは明らかである。ブルジョア階級に減少の一途を辿る収入から金銭を提供するブルジョアジー階級は、小泉政権に始まるマスコミによる洗脳の成功を如実に示している。ありふれた、しかし巨大で深刻な「偽」にブルジョアジー階級が悟るのは絵空ごとだろうか。(M)

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