Moonlight PAC Edition 第50号 2006.9.17発行
編集、発行:Moonlight PAC編集委員会
本号のトピックス
★本紙通算50号−声明:継続・充実を目指します−/特集は取り止め
★Web拍手設置/当方のサーバに移転予定/雑談・質問などお寄せください
★メールマガジンの準備が難航/Webサーバ技術の大幅な向上が必要
★作品投稿について/PAC運営委員会
★本紙通算50号−声明:継続・充実を目指します−/特集は取り止め
 本紙は2006年9月15日発行の本号で通算50号を数えました。Moonstone Studio/芸術創造センター(以下PAC)開設(1999年4月1日)と同時に創刊した本紙は、「中央紙(Moonstone Studio公式広報紙Moonlight)と連携してPACに限定した情報を発信する」ことを基本コンセプトとして編集・発行を続けてきました。

 しかしながら、レイアウトに余分な手間と時間を要したり記事分類を何時の間にか固定化したことで編集・発行が不規則になり、更にはPACの活動の中心である作品制作に時間を取られることにより、第28号(2003年12月13日発行)から約11ヶ月間発行が滞り、PAC運営委員会で廃刊が俎上に上るまでに至りました。

 廃刊をどうにか回避するため、(1)記事分類を固定しない(2)PAC固有の情報に特化する(3)記事執筆に専念出来るようテンプレート方式を採用する−ことを基礎理念として再確認し、第29号(2004年11月6日発行)からは紆余曲折を得ながらもほぼ月1回の発行を定期化することが出来るようになり、今回で第50号という1つの節目を迎えることが出来ました。

 ニュース速報が文字どおり即応性に富むのに対し、本紙はPACでの結果や中長期的計画で進められる進捗状況を逐次お伝えする体勢を取っています。これは、原則毎日更新の芸術創造センターこぼれ話では時間や体調、連載のストックの関係で詳報出来ない内容、例えば本号におけるメールマガジン発行に向けての進捗状況などを率直にお伝えすることが出来ることにも関係しています。現在のところ、発行の定期化に向けて再確認した前掲の3条件を概ね確立出来ているのではないかと考えています。

 一方で課題もあります。一時は隆盛した投稿がすっかり影を潜め、投稿規程作成後は特に投稿が全くなく、PACから読者諸氏への一方通行状態が続いており、広報紙としていささか寂しいものを感じます。これは、PACが全体的に硬い雰囲気を感じさせる面があることもあるものと思います。投稿の呼びかけを継続すると共に、投稿しやすい環境を整備することが今後の大きな課題であると考えています。

 これからもPACある限り本紙は存続していけるよう、記事の充実と発行の継続に努めてまいります。ご愛読くださいますようよろしくお願いいたします。(本紙編集委員会/芸術創造センター運営委員会/主幹Moonstone)

※なお、前号で告示した50号特集は、投稿が全くなかったため取り止めましたことを付記いたします。
★Web拍手設置/当方のサーバに移転予定/雑談・質問などお寄せください
 2006年8月21日付で、喫茶店Dandelion HillにWeb拍手を設置しました。既に多数のWebページに設置されているのでご存知かと思いますが念のため解説いたしますと、クリックすることでWebページ管理者に「応援している」という意思表示を行うことを主眼としたもので、明記しない限り誰が何回拍手したのかなど拍手した人を特定する情報は一切送られません。

 メールを書くのは面倒、感想用掲示板STARDANCEでハンドルネームや感想内容を他者に公開したくない、など様々な理由で「芸術創造センターを見ている」という意思表示に二の足を踏んでいる方に是非ご利用いただきたいと思います。拍手は10回まで連続で送ることが出来ます。また、2回目以降はメッセージを同時に送信することが出来ますので、ご意見・ご感想は元より雑談などお気軽にお寄せください。勿論、明記しない限り匿名ですのでご安心ください。

 Web拍手についてもっと詳しく知りたい方はWeb拍手公式ページをご覧ください。また、Web拍手と同時に送信いただいたメッセージへのご回答は、Web拍手下に本号発行時点ではリンク未設置にしてある「拍手お返事」にてご覧いただけるようにしています。たくさんの拍手をいただけるよう、管理運営に努めてまいります。尚、現在はWeb拍手公式ページのサーバに登録する形で使用していますが、後日当方のサーバに移転する予定です。(芸術創造センター運営委員会/Web技術チーム)
★メールマガジンの準備が難航/Webサーバ技術の大幅な向上が必要
 本紙でこれまで何度かお伝えしているメールマガジンは、発行のために必要なシステム構築が非常に難航していて発行の目処がつかない状態です。当方利用のサーバではメールマガジンの使用が可能なのですが、それはサーバ管理会社のサポート対象ではないため、利用者が独自に学習・習得する必要があるためです。

 メールマガジン発行のためにはメールマガジンを管理運営するためのシステムの他、Webサーバ技術を大幅に向上させる必要があることがこれまでに判明しています。しかし、作品制作や日々の更新を優先させていること、本業の傍ら運営していることから、メールマガジン発行準備が思うように進められないのが現状です。

 Webサーバ技術は現在当方が利用しているサーバのみならず多くのホスティング会社のサーバでも通用するもので、メールマガジン管理運営システムを学習・習得することはWebサーバ技術の大幅な向上にも繋がります。感想用掲示板STARDANCEで以前頻発したようなスパム投稿などWebサーバ技術を悪用する犯罪が横行するのに対し、Webページ管理者もWebサーバ技術を向上させて断固たる措置を執ることが1つの手段であると考えます。

 メールマガジン発行に向けての状況は、今後も逐次本紙でお伝えしてまいります。発行準備が整いましたら本紙などで告知いたします。(Web技術チーム)
★作品投稿について/PAC運営委員会
 投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。

 「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。

 「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(芸術創造センター運営委員会)
編集後記
・マスメディア、特に活字と電波を使った媒体の新聞やTVの凋落ぶりは目を覆わんばかりの有様だ。働いても生活が楽にならないことを「ワーキングプア」と称したり、無職の若者を「ニート」と称したり、誰かが使った表現や単語をろくな検証もなしに濫用し、長時間過密労働による自殺や過労死、無職の若者の犯罪をこれまたろくな検証もなしに事後報告として垂れ流すだけだ。
・この現状に乗じた右翼反動勢力による「自由で魅力ある社会を」「国を愛する心の涵養(かんよう)や家庭の教育力向上を」「教職員の教育力向上を」と耳障りの良いスローガンの元、急速に右傾化が進行している。言葉に踊らされ、仮想敵国の脅威を煽り、一握りの支配層と圧倒的多数の忠実な従属者で構成される社会の形成が、着実に進行している。なのに新聞やTVは、国民が直接選べるわけでもない自民党の総裁選挙をお祭り騒ぎで垂れ流すだけだ。これなら中学生の自由研究でも出来る、と言うと中学生に失礼と思うくらいなのが余計に情けない。
・特に新聞は、かつての暗黒時代に大本営発表の広報に終始し、国民を無謀な戦争に駆り立てたという重大な誤りを忘れたとしか思えない。元来の右翼である「読売」「産経」は元より、「朝日」「毎日」も国民生活の実態を直視することなく財界主導の規制緩和・市場原理主義万歳だ。こんなメディアの媒体に購入することは、自分達を苦しめ、戦争に駆り立てようと喜び勇む右翼反動勢力に資金提供するのと同じだということを、国民は早々に認識する必要があるのではないだろうか。(M)

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