Moonlight PAC Edition 第47号 2006.6.16発行
編集、発行:Moonlight PAC編集委員会
本号のトピックス
★感想用掲示板STARDANCEの機能強化へ/こちらもスパム対策が必要
★メールマガジン実施について/既存システムの利用も視野に
★作品投稿について/PAC運営委員会
★感想用掲示板STARDANCEの機能強化へ/こちらもスパム対策が必要
 前号(第46号)で、相次ぐスパム投稿の対策を講じるためにメールフォームShooting Starの一時閉鎖を決行しましたが、感想用掲示板STARDANCEでも1日〜2日に1件の頻度でスパム投稿が行われています。回数そのものはまだ少ないほうですが、淫猥な(と推定出来る)出会い系ページへの案内の他、大量のリンクを並べ立てる海外からのものと思われるスパム投稿もあり、管理運営する側は発見して削除するまで多大な不快感を感じずにはいられません。

 感想用掲示板STARDANCEにおいては先んじてスパム対策を行ったのですが、まだ不十分らしくて国内からの淫猥な出会い系ページへの案内投稿も十分抑止出来ず、海外からのスパム投稿には殆ど対応出来ていないのが実情です。当初Web技術チームで問題としていた国内からのスパム投稿以外に、それへの対策では追いつかない海外からのスパム投稿にも抜本的な対策を講じる必要があります。

 Web技術チームでは、ページ更新が大幅に遅れるなどの場合の緊急連絡用として、閉鎖ではなく運営の継続を行いつつ、スパム投稿対策を講じることを決定しました。この間行われるスパム投稿は地道に1つ1つ削除し、スパム投稿対策に役立てる方針です。国内外問わずインターネットの悪用が目立ち、ページ管理運営の側に余計な負担を強いている現状に深い憂慮の念を抱くと共に、このようなモラルのない行動を厳しく批判し、スパム投稿の温床となっていると悪評高い国内プロバイダからの感想用掲示板STARDANCEへのアクセスを完全に禁止する措置を講じる方針です。試験実施のため一時的に表示が変更されたり、以前の書き込みが消去されるなどの事態がありえますが、あらかじめご了承願います。(Web技術チーム)
★メールマガジン実施について/既存システムの利用も視野に
 第44号でメールマガジン発行についてお伝えしましたが、その後の検討・調査の結果、現在のサーバシステムによるメールマガジン発行は技術的にかなりの困難を伴うことが判明しました。そのため、既存のメールマガジン配信サービス(例えばまぐまぐ)の利用も視野に入れています。

 既報のとおり、メールマガジンでは新作の進捗状況のご報告を主に、メールマガジン読者諸氏からのご意見・ご感想とそれらへのお返事の掲載、PAC製本準備委員会で進行している製本作業で発行が具体化した際の販売時期や方法についてのご連絡などを行う方針です。現在使用中のサーバにはメールマガジン発行の条件が整っていますが、サーバ側のサービス対象外であるため構築に多大な時間と技術的問題の解決を要する上、サーバに余計な負荷をかけたり、セキュリティに問題が生じる危険性があるため、サーバにおけるメールマガジン発行より既に多くのメールマガジン発行の実績がある既存の配信サービスを利用した方が良いとの意見が有力になっています。

 一方、例示したまぐまぐなど既存のメールマガジン配信システムは無料である代わりに広告が挿入されるため、Moonstone Studio/芸術創造センターには馴染まない、という反対意見も根強く、担当しているWeb技術チームは両方の方針で配信の検討・試験を行い、簡便且つ安全に利用出来るシステムを採用する方針です。

 メールマガジン発行が決定次第、本紙若しくはMoonstone Studio/芸術創造センターのTOPページにて告示し、読者を募集する方針は決定しています。メールマガジンにはこのような情報を掲載してほしいなどのご意見ご要望などございましたら、芸術創造センターまでお知らせください。参考にさせていただくと共に、有用と判断したものについては採用する予定です。(芸術創造センター運営委員会/Web技術チーム)
★作品投稿について/PAC運営委員会
 投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。

 「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。

 「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(芸術創造センター運営委員会)
編集後記
・前号の本欄で教育基本法改悪の動きを取り上げたが、この重大な局面で日本の多くで「愛国心」が横行している。右翼国粋主義と商業主義で骨の髄まで腐敗した国際イベントの1つ、サッカーW杯で「日の丸」を歌いたがり、「日の丸」を振り回している。国旗国家法案の審議の際、当時の首相が「君が代」の「君」は天皇を指すと答弁したことの重大性をまったく認識していない、愚かしい行為だ。「君」を崇拝する右翼反動勢力は、年代問わずに「日の丸」が振り回され「君が代」を歌いたがっている日本の現状を見て、さぞや感涙もののことだろう。
・自分の国のチームが勝たないと罵声を浴びせるどころか、日本の初戦終了後に外部中継で観戦していた若者が「日本が負けたのに悔しくないのか」と他の観客に因縁をつけて乱闘騒ぎを起こす始末だ。自国チームの敗戦や審判への不服などを口実に暴れまわるフーリガンより始末が悪い。このまま教育基本法が改悪されて「国を愛する心の涵養(かんよう)」が徳目として各種法律で強要されることになれば、「W杯なのに日本を応援しないのは非国民だ」と攻撃する輩が出てくるのは時間の問題だ。
・元々日本のサッカーは、現会長が「日本に『君が代』の流れるスポーツを」と言って本格化したという事実がある。言うなればサッカーは、開始時点で「日の丸」と「君が代」のために確立されたのだ。日本人の多くはそんな右翼反動勢力の策略に踊らされて、「日の丸」を振り回し、「君が代」を歌う時を待っている。これが普通とされる現状だからこそ、あえて私はいかなる形での「日の丸」「君が代」の台頭と、それを文字どおり錦の御旗とする「愛国心」に徹底的に抗議・抵抗すると共に、これらの狂乱の舞台でしかないサッカーW杯の即時中止・解体を強く主張する。(M)

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