Moonlight PAC edition 第30号 2004.11.14発行
編集、発行:Moonlight PAC版編集委員会
本号のトピックス
★グループ合同企画始動/先陣は創作文芸部門第4創作グループ
★色とりどりの写真が携帯電話の待ち受け画像に/新プロジェクト進行中
★作品投稿について/PAC運営委員会
グループ合同企画始動/先陣は創作文芸部門第4創作グループ
 前回お伝えしたグループ合同企画が11/13付更新から始動しました。企画は「ある題名について参加グループの登場人物や世界観を基にイメージした作品を制作し、参加グループ単位で公開する」というものですが、その題名はズバリ「Do you love me?」。この題名を基にして参加グループ(本号発行時点での参加表明グループは、創作文芸部門第3創作グループ創作文芸部門第4創作グループ二次創作部門第1SSグループの3グループ)がそれぞれ作品を制作・公開していくことになっている、というのは前号でお伝えしたとおりですが、参加グループ間で極秘に創作文芸部門第4創作グループが11/13付更新で先陣を切る計画を立案していたことが判明しました。

 「今回のグループ一斉更新に合わせて準備をしていた。」と言うのは担当の伊東智一さん。その背景について尋ねたところ、「Novels Group 3Side Story Group 1は手持ちの駒があったけど、ウチはなかったんで。」「(手持ちの駒が)ないなら作品作って先陣切れ、ってアスカちゃん(二次創作部門第1SSグループ総合担当)に言われてさ。」と伊東さん。第3創作グループ担当でもある記者に黙っていたのは「その方が記事のネタになるだろ?」(伊東さん)とのこと。完全に虚を突かれた格好です。私と同じく第3創作グループ担当の渡辺潤子さんに尋ねたところ、「晶子ちゃんには黙っておいて、って念押しされちゃって(笑)。」と一言。確かに記事のネタにはなりましたが・・・複雑な気分です。

 さて、企画が開始したのを受けて、当面の予定が各グループ担当から公開されました。「11月中を目処に。先に(「雨上がりの午後」の)アナザーストーリーに着手したいので。」(渡辺さん)「11月中に1作品公開する予定。その後の日程などは他の担当さんと調整していきます。」(二次創作部門第1SSグループ担当の一人、洞木ヒカリさん)「11月中にもう1作上げるつもり。」(伊東さん)日程は明かしてくれませんでしたが、11月中に各グループから企画参加作品が公開される見通しです。

 また、二次創作部門第2SSグループが参加の方向で検討を進めているという情報が入ってきています。「Do you love me?」というキーワード(?)を使って進められる今回の企画、どんな作品が登場するのかについては、当ページのチェックを欠かさないようにしてください。当ページは更新チェックソフトの一つ、W3C(「窓の社」などで入手出来ます)に対応していますので、お持ちの方は活用してください。「今回の企画をきっかけに、一人でも多くの方に他のグループを覗いていただきたい。」(Moonstone主幹)という声もあるだけに、今後の行方が注目されます。(井上晶子)
色とりどりの写真が携帯電話の待ち受け画像に/新プロジェクト進行中
 PAC運営委員会で継続審議になった、と前号でお伝えした、携帯電話の待ち受け画像配信の企画ですが、その後Web技術チームが技術情報や関連アプリケーションを収集し、Moonstone主幹の携帯電話に保管されている写真をPhoto Group 1管理下で配布するだけでなく、PACの携帯端末用ページとしてより本格的に始動する案をPAC運営委員会に提案しました。

 PAC運営委員会は当初慎重姿勢でしたが、(1)携帯電話の画像データをPCに転送する周辺機器が安価に入手出来ること、(2)携帯端末用ページを作る技術・知識の取得/公開はPACのみならず現在構築中の科学文化研究所に寄与出来るものになりうる、というWeb技術チームの趣旨説明を受け、PACとして全面的に支援する方針を固め、「携帯端末用ページ制作プロジェクト」が正式に始動しました。

 中心となるのは、発端であるPhoto Group 1管理下に移る携帯電話の待ち受け画像となる写真の配布ですが、携帯端末用に特化した形で他のコンテンツを用意出来ないかが検討されています。また、携帯端末の仕様がドコモ(NTT)、au(KDDI)、ボーダフォン(vodafone)の大手3社で異なること、最大多数の携帯端末で見られるページ制作を目指すのか、比較的最近の機種に特化する形にするのか、など詰めの調整が続いています。

 PAC運営委員会は、近日中に当ページご来場者を対象にして携帯端末用ページに関する無記名のアンケートを実施する方針を固めました。携帯端末用ページの需要を把握したり、携帯端末の使用割合を調査するためにも、携帯端末用ページとアンケートの出来るだけ早期の公開・実施が求められるところでしょう。(安藤祐司)

※記事中の商品名は関係各社の登録商標です※
作品投稿について/PAC運営委員会
 投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。

 「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。

 「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(PAC運営委員会)
編集後記
・小学生でも鬱病の傾向が見られるという調査結果が発表された。鬱病は「心の風邪」と称されるように、条件さえ整えば誰でも罹患する風邪と同様の普遍性を持つと同時に、重症化すると極めて治療に時間を要するばかりか、病気の性質上自己否定、自殺願望を抱くようになり、周囲の何気ない一言でそれを決行してしまうという危険な側面も持つ深刻な病気である。
・ところが、カビの生えた精神論が今尚根付く日本社会、特に「勝ち組」「負け組」と二極化する傾向が蔓延する中、「負け組」のレッテルを貼られた個人は自己否定に陥ってしまう。そこに親、特に母親の教育熱心を皮に被った競争社会の押し付けだ。子どもにとってはたまったものではない。
・日本では心の問題があまりにも軽んじられてきた。しかし、多様化・複雑化する現代社会においてメンタルヘルスはもはや必要不可欠であり、子どもも例外ではない。精神科・神経科などに対する偏見が今尚根付く日本社会の意識改革は難しいが、未来ある若者、これまで社会を支えてきた社会人が心を病んで最悪の場合命を絶つという悲惨な結末を避ける対策を施すだけでも、日本社会の歪みを正す第一歩になるのではないか。ただ根性論を押し付けるだけでは解決しない、ということを我々はもっと認識すべき時ではないだろうか。(M)

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