Moonlight PAC edition 第20号 2002.10.6発行
編集、発行:Moonlight PAC版編集委員会
PAC運営委員会 通常総会開会
年度末までのご来場者数獲得などを議論
[下半期のMoonstone Studio/芸術創造センター運営目標]
井上晶子:PAC運営委員会通常総会が開会されました。その席上、ページ運営の現状や問題点、今後の方針や目標に関する議論が行われ、年度末までにMoonstone Studioは16500人、芸術創造センターは400000人のご来場者を向かえるという数値目標を採択しました。具体的な数値目標を設定するのは今回が始めてです。この数値目標は義務的なものではありませんが、「年度当初からの推移を考えれば決して不可能な数値ではない」という視点に立ち、各グループの担当者並びに執筆者の奮起が期待されます。
 ページ運営の問題点としては、Side Story Group 1に依存する体質が依然として続いていることが焦点となり、知名度や検索サイトなどの充実を考えればやむを得ない面があるにしても、4つある創作文芸部門のグループの安定的な更新態勢の構築、グループ独自の企画など、第3創作グループのアナザーストーリー企画のように各グループの特色を生かした運営、企画の努力を行うことの重要性が指摘されました。
 また、投稿規程の早急な整備、投稿の積極的な受け入れなど、外部に対する門戸の更なる開放が議論され、特に作家初心者の方、自身でページ運営が困難な方が投稿し易い体勢を整えることが必要だという見解で一致を見ましたが、具体的には投稿規程の早急な整備や投稿募集のトップページでの告知といった意見しか出ず、今後も検討を重ねていくこととなりました。
 その他、年末年始のページ運営、定期更新制度撤廃の承認が議論され、年末年始は通常どおり運営が決定され、定期更新制度の撤廃が正式に承認されると共に、作品の質、量の充実を目指すことがあわせて確認されました。
小泉悪政に対する草の根運動の推進を提起
ニュース速報や本紙号外を生かして呼びかけます
[小泉「構造改革」の破綻は明瞭]
安藤祐司:小泉政権発足から1年半を経た今、小泉「構造改革」が国民には負担増、大企業や大銀行には至れり尽くせりの自民党型政治の最も典型的且つ悪質なものであることはもはや明瞭になりました。今秋に開催される臨時国会では更なる国民負担増や有事法制など国民管理統制体制が狙われており、政府与党が民主党や自由党など、地方政治で「オール与党」体制を構築している野党の引き込みを図るなど、予断を許さないのが現状です。
 従来、国民一人一人の声は選挙でしか結集出来ませんでしたが、現在はインターネットという媒体があり、国民一人一人が小泉「構造改革」に対決する声を上げていくことは不可能ではありません。Moonstone Studio/芸術創造センターは、小泉「構造改革」に厳しく対決する立場を改めて鮮明にし、10月下旬に行われる衆参両院の補欠選挙で、小泉「構造改革」に明確に、且つ正面から対決している日本共産党候補者の支援を呼びかけることを、PAC運営委員会通常総会で採択しました。
 同時に、これまで「平和」「福祉」を掲げて来た公明党が小泉「構造改革」の積極的な旗振り役を担い、医療費大幅負担像増の強行や有事法制推進、住民基本台帳ネットワークの強行などに加担してきたことを厳しく批判し、「公明党の「平和」「福祉」の看板は完全に剥げ落ちた」(Moonstone主幹)ことを、小泉「構造改革」批判と併せて国民にアピールする必要があることが提起されました。
 Moonstone Studio/芸術創造センターでは、これまでにも有事法制反対の声明をニュース速報で掲載して来ましたが、今後はより頻繁に声明やアピールを目立つ形で表明していくことをページ運営の方針の一つとして確認しました。読者の皆さんも不良債権を1.5倍にするなど破綻がもはや明瞭な小泉「構造改革」を許さず、国民の暮らしを支える政治への転換へ向けてそれぞれの出きる範囲で行動していくことが求められていると考えます。黙っていても政治は変わりません。特に衆参両院の補欠選挙選挙区の有権者の方々はこの事を肝に命じて下さい。
リンク集改装案を採択
ジャンル別分類や管理者名などの掲載を実施
[リンク集の利便性向上に向けて]
井上晶子:PAC事務局が管理しているリンク集「Access Streets」は、10月5日現在収録数84件に達しましたが、その管理は元より、ブラウザの違いによりレイアウトが崩れる、最悪の場合コンテンツを見ることすら出来ない場合もある事例があることが判明し、「Access Streets」ご利用の方に不便や不安を抱かせているのは否定出来ません。
 先のPAC運営委員会総会では、「Access Streets」の改装案についても議論が行われ、リンク情報の充実を図ることが採択されました。具体的にはジャンル別の記載(小説系やCG系など)、管理者名、そして閲覧環境に関する情報(Netscape4.0以上、IE4.0以上など)を新たに記載することになります。閲覧環境に関する情報は、NetscapeとIEの違いが大きいことを踏まえ、特記すべき情報として記載します。リンク先に表記がなければNetscapeは4.7、IEは6.0を基準にする予定です。
 「Access Streets」の改装はリンク先の情報を確認しながらローカルで順次行い、改装が完了した時点で正式にアップするというスケジュールとなりました。よって「Access Streets」の一時閉鎖などはないと思われますが、場合によっては一時閉鎖の可能性もありますので、更新情報に注意して下さい。
相互リンク募集中です!

 担当は私、井上晶子です。
PACでは相互リンクを歓迎します。申し出にはシャットダウンややむを得ない事情の場合を除いて、基本的に遅くとも2、3日後には対応致します。申し出や問い合わせは以下の宛先までお願いします。

msstudio@sun-inet.or.jp
念のために申し上げておきますと、リンクやブックマークは必ずトップページ(http://www.msstudio.org/pac/)にしてくださいますようお願いいたします。ただし、Novels Group 4の作品制作に参加された方で(参加回数は問いません)ご自身のWebページをお持ちの方は、例外としてNovels Group 4への直リンクを許諾しています。
Side Story Group1が1800000人を突破
Novels Group 3が36000人を突破

グループ別御来場者数の考察
 担当は俺、安藤祐司です。
 前号から約1ヶ月半経過しましたが、その間も芸術創造センターのご来場者数は順調に増加し、10月5日現在で芸術創造センターは320000人、Side Story Groupは180000人、Novels Group 3は36000人を突破しました。また、後れを取っていたNovels Group 1も30000人の大台まで後約1500人となり、設定資料集の3年ぶりの改訂など、更新が比較的安定しているグループは順調にご来場者数を増やしています。
 その一方、更新が久しく滞っているグループのご来場者数の停滞は顕著です。執筆者の体調不良や話の展開を決定出来ないでいるなどの諸事情がありますが、僅かながらもご来場者数が増えていることを踏まえると、放置出来ないのは勿論のことです。PAC運営委員会で確認されたように、執筆者と担当者の奮起が期待されるところです。
 大長編の兆しを見せているSide Story Group 1の「魂の降る里」、Novels Group 3の「Ameagarino午後」はファイル番号の3桁への変更が必要な気配が濃厚となって来ました。この変更には地味ですが大変な労力を必要とするので、更新や執筆と並行してローカルで変更していき、変更が完了した時点で異性にアップするという、「Access Streets」の改装と同様の手順を踏むものと思われます。やはりこちらでも場合によってはグループの一時閉鎖や圧縮ファイルのダウンロード不可などの障害が発生する可能性がありますので、予めご了承願います。
ちょっとお喋り
〜ある喫茶店にて〜

このコーナーの担当はドルフィンリ−ナです。

ドルフィン:前号から約1ヶ月半。まあ、妥当なところか。この紙面も単純なようで実はレイアウトに苦労するし、記事の執筆や編集に時間が掛かるんだよな。
リーナ:かと言っておざなりにはしないで欲しいわよね。あたし達だって編集委員としての仕事があるんだから。
ドルフィン:はは、そりゃそうだ。ここでは俺達の喋りを通じて社会問題の追求やマスコミ批判を展開しているわけだからな。今回はやっぱり電力会社の原発損傷の隠蔽だな。あれに対する電力会社や原子力安全・保安院の言動はとても正気の沙汰とは思えん。
リーナ:JOCの臨界事故の教訓をまったく生かしてないわね。原子力安全・保安院が内部告発を受け取っておきながらその事実確認を告発の対象の電力会社にやらせたり、内部告発者を「危険人物」扱いしてたって言うんだから、話にならないわよ。
ドルフィン:これには原子力安全・保安院そのものに大きな問題がある。原子力安全・保安院は原子力規制・監督機関なんだが、これが原子力推進の経済産業省の一部門だから正常な監視や規制ができる筈がない。これは国連勧告を無視した重大問題だ。それに原子力安全・保安院が電力会社の技術者を「天上がり」させていたんだから、その「天上がり」官僚が出身企業の製品の欠陥をまともに指摘できる筈がない。日本の原子力推進一本槍の姿勢がそもそもの問題点だ。これもマスコミは書かない。電力会社の広告料収入減少が怖いからだ。
リーナ:マスコミが腰砕けなのは前々から分かってるけど、損傷の個所や個数なんてどうでも良いから、そういう肝心なところを何で報道出来ないのかしら?情けないったらありゃしない。本当にマスコミにはジャーナリズムの精神が欠落してるわね。こんなマスコミに購読料をくれてやるなんて、どぶ川に金を捨てるようなものよ。マスコミには早々に見切りをつけた方が賢明ね。
編集後記
井上晶子:リンクページの改装には相当の時間を要すると思います。でも、利便性を向上させるために出来る限り力を尽くしたいと思います。暫くお待ち下さい。
安藤祐司:構造改革の皮を被った悪政推進には本当に腹が立つ。腹が立つなら選挙で悪政推進の政治家の首を刎ねるべきだ。そうしなきゃ何も変わらない。
ドルフィン:原発推進、電力会社との癒着が噴出した形の原発損傷隠蔽事件は氷山の一角。これを機に自然エネルギーの推進を国策として進めるべきだろう。
リーナ:チェルノブイリ事故の二の舞になるかもしれなかったってのに、電力会社にも保安院にもマスコミにも危機意識がない。怒りを通り越して呆れるわ。

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