Moonlight 第17号 2002.8.19発行
編集、発行:Moonlight編集委員会
発行が滞って申し訳ありません
最低でも月刊に向けた対策を検討中です
[前号発行から季節は巡り・・・]
渡辺潤子:皆様、どうもお久しぶりです。前号発行から半年以上が経過して季節は夏から秋へと移り変わりつつありますが、如何お過ごしでしょうか?
Moonstone:申し訳ないです(平謝り)。作品制作に気を取られていたら、広報紙の方が手付かずになっちゃいまして・・・はは。
フィリア:いい加減にしなさいよね、あんた(怒)。このトップページだって少なからずご来場者がいらっしゃるんだから、その方だけが見れる特権としての位置づけがあるこの広報紙をおざなりにして良い筈がないでしょ!(怒)
Moonstone:あうう・・・。すみませんです。執筆が遅い上に頭と手が回らないので・・・。
渡辺文彦:まあ、主幹を責めるのはそのくらいにしておきなさい。この半年の間に実に色々なことがあった。今回はそのことを検証しようじゃないか。
フィリア:は、はあ・・・。
アレン:大きな変化や出来事と言えば、やっぱり有事法制の不成立と内閣支持率の急落じゃないですか?前号発行の時点では80%とかいう信じられない値だったのが今じゃ50%を切って、今までの内閣と大して変わらないレベルにまで落ち込みましたし。
渡辺潤子:そうね。口を開けば「構造改革」「自民党をぶっ壊す」と声高に叫んでいた首相だけど、不良債権の早期処理は銀行の貸し渋り、貸し剥がしを激化させて中小企業の倒産を増加させて逆に1.5倍に増やしちゃう有り様だし、国民に空前の負担増を押し付ける医療改悪案の強行採決、憲法違反が明確な有事法制のごり押しと、今までの自民党政治と何ら変わらないどころか、今まで以上に危険で冷酷な内閣だってことが判ってきたって証拠じゃないかしら?
渡辺文彦:うむ。それに有事法制は商業マスコミまでが「日本有事のため」と成立を煽っていたが、自身にもその影響が及ぶ可能性が浮上してきたら一部を除いてトーンダウンしたし、それまで恒例どおり黙殺してきた反対派の集会も無視出来ない数万人規模のものに達した。世論調査でも当初とは賛成と反対が逆転したし、国会論戦などでその危険性が知られるようになっていったのが大きいな。
フィリア:でも油断は出来ませんよね。有事法制は廃案じゃなくて継続審議になりましたし、推進勢力は次回の臨時国会成立へ執念を燃やしてますから。
Moonstone:そうですね。先日開かれたMoonstone Studioと芸術創造センターの各運営委員会の合同委員会が開催されて、引き続き有事法制反対のアピールを続けていくことを決定しました。廃案への戦いはこれからが正念場でしょう。
アレン:商業マスコミは相変わらず首相の太鼓持ちを続けているけど、自分達の問題になると途端に態度を変えるっていう身勝手な態度を反省して欲しいね。まあ、自分達の足で取材せずに、記者クラブなんていう閉鎖集団を作って行政や官僚から補助金と情報をもらって記事をかいた気分になっているマスコミに期待するだけ無駄ですけど。
フィリア:まったくよね。企業の広告料頼りだから企業の問題点を突けない、「報復」が怖くて公明党=創価学会や部落開放同盟なんかをタブーにする。頼りないのは主幹と同じね。
Moonstone:苛めないで下さい(泣)。でも商業マスコミの問題点はおっしゃるとおり。広報紙では既得権益と無縁であることを生かした紙面を作っていきましょう。
相互リンクを募集しております
随時受付、対応迅速。是非お願いします。

 このコーナーの担当は私、渡辺潤子です。
 Moonstone Studioでは相互リンクを歓迎します。申し出には基本的に遅くとも2、3日後には対応致します。但し、シャットダウンやその他やむを得ない事情を除きます。
 また、興味深いwebページに関する情報をお寄せ下さい。以下の宛先までお願いします。

msstudio@sun-inet.or.jp

 内容に関しては小説、MIDI、CGや創作、二次創作を問いません。但し、アダルトサイトやマナー違反のページについてはリンクを辞退させて頂きますのでご了承願います。
 このページはトップページ及び芸術創造センターのトップページに限りリンクフリーですが、ご一報くだされば幸いです。ご一報はメールもしくはメールフォーム(芸術創造センターに設置)でよろしくお願いいたします。

Moonstone Studioの新コンテンツ案
リンク設置場所決定だが設置作業進まず
 このコーナーの担当は私、渡辺文彦です。
 現在Moonstone Studioのホームページの背景を飾って(?)いる画像を一堂に会した「仮想世界画廊」(仮称)の設置場所問題ですが、連日開かれていた協議会でようやく「仮想世界画廊」の一角にリンクを設置することが決定しました。中央運営委員会もこれを受けて、リンク設置を関係者に要請しました。
 しかし、現在までリンクは設置されていません。これには、画廊のページそのものの制作が未着手であること、ブラウザによってレイアウトが崩れないようにしなければならない、といった事情があります。リンク設置と画廊閲覧の時期は現在のところ未定と言わざるを得ません。
 これまでの画像そのものはサーバーに置かれていますので、画廊のページを制作してしまえば直ぐにリンクを設置出来るでしょう。リンク設置の際は本紙あるいはニュース速報でお知らせしますので、トップページから御来場の方は特権としてご覧戴けます。リンク設置の際は是非ご覧ください。

夏は夜〜ある談話室にて〜

このコーナーの担当はアレンフィリアです。

アレン:気付いてみれば、前号発行から早半年。前号発行の時は寒さに震えていたのに、今は暑さで参っているんだから、本当にあっという間だね。
フィリア:仮想世界画廊のリンク設置場所も決定したっていうことだし、この紙面を含めて、トップページから来て下さる方の特権を充実させたいところね。
アレン:そうだね。それはさておき、日本の労働者や国民を取り巻く情勢は、前号発行時より更に厳しくなってるね。リストラという名の首切りの横行、それを煽る商業マスコミ。商業マスコミは余程恵まれた労働条件にあるから、労働者の痛みが分からないんだろうね。
フィリア:でも、前号発行時と違って国民世論の変化は顕著よ。所謂「ムネオハウス」疑惑に始まる政治と金の問題、自浄能力の無さ、無駄な公共事業や軍事費を聖域扱いにして国民に負担増を押し付ける姿勢。今までの自民党政治以上に質が悪い内閣の地金が表れた結果が、内閣支持率の急落に結びついてるんじゃない?
アレン:うん。有事法制反対集会は回を増すごとに規模が大きくなって、思想信条や労働組合、宗教なんかの違いを超えて「有事法制反対」の一致点で人々が集まった。これは大きな意義があることだと思う。
フィリア:医療改悪法案への反対署名は2600万以上という空前の規模に達したし、提案者の与党参考人ですら反対したり、自民党の支持基盤の日本医師会なんかも「(法案の成否次第では)今後の支持を見直す」と言明するに至ったわよね。
アレン:そんな中で選挙での公約を堂々と破って内閣を支える政党がある。それが公明党。2001年参議院選挙の時も「医療費負担増には反対です」「無駄な公共事業を見直して財源を確保します」とか言っておきながら厚労相自ら公約破りを支援した。有事法制にも賛成だ。「平和の党」「福祉の党」の看板は完全に剥げ落ちたね。
フィリア:有権者は国会での議員の発言や行動を色々な場所から調べて、選挙でどの政党や候補者を選ぶかを真剣に考えるべきね。今こそそれが求められている時はないと思う。
編集後記
渡辺潤子:有事法制は通常国会では不成立となりました。でもまだ油断は出来ません。臨時国会で再燃した時こそ廃案へ追い込まなければなりません。
フィリア:まったく今の政治とマスコミは何やってるのかしらね。これほど無知無能ぶりを晒しても平然としていられるなんて呆れるわ、まったく。
渡辺文彦:前号発行時と比べて日本も世界も情勢は激変している。今こそ歴史を振り返り、恒久平和、飢餓や貧困のない社会を目指していく時だ。
アレン:あの暗黒時代を美化してそこに日本を引き込もうとしている勢力が大勢居る。そんな奴等に負けずに戦いの輪を広げていかないとね。

このホームページの著作権一切は作者、若しくは本ページの管理人に帰属します。
Copyright (C) Author,or Administrator of this page,all rights reserved.
ご意見、ご感想はこちらまでお寄せください。
Please mail to msstudio@sun-inet.or.jp.